いよいよワールドカップブラジル大会が始まりました。
いつもに比べると盛り上がりに欠ける感があったけど、徐々にエキサイト
してくるんじゃないかな。日本も五大会連続で当たり前のようになり、
いにしえの絶対に参加できないという絶望感は過去の話です。

ただ個人的にはゴルフの全米オープンに夢中なため、これが終わる頃
にサッカーにシフトしていくことでしょう。
オイラにしても全大会かじりつきだったのに、ずい分変わりました。

さてさて日曜日に日本戦の前に開幕試合を日本人審判が笛を吹きました。
これがまた物議をかもしているから興味深い。
とりあえずネットの意見よりも自分で見なくちゃと今日は再放送を観察して
たんだすが、感想は問題なし。

誤審だとかいう意見については完全におかしいと思う。
確かに激しいプレミアとかセリエAでは流しているのかもしれません。
しかしだからといってワールドカップも同じ基準でなんていうのは変だし、
そもそもケガをしたり、ケンカになってはスポーツじゃないですからね。

クラブチームの戦いよりも国を背負うとさらにエキサイトする可能性を考え
れば、現代の代理戦争ともいわれている大会はよりフェアでなければな
らないでしょう。 そう考えれば国としてもフェアだと日本は見られているか
らこそ初戦を任された気がします。

その西村氏ですが、過去の例で誤審がどうとか、警告出しまくったとか、
いろんな逸話を出していました。それでも採用したのはFIFAですから
別に日本がごり押ししたわけでもなく、いろんな調査もあったでしょう。
だからもしも今回のジャッジに問題ありなら、以降の重要な試合で彼は
採用されないと思います。

確かに判定によって大きく影響された試合がありました。
特にW杯出場がかかったような試合での誤審が前大会予選であったけど
それでも、くつがえったりしなかったし、そもそも「そのように見えた」という
のもスポーツをしていれば仕方のないこととして捕らえねばなりません。

だから南米では狡賢く騙すという「マリーシア」なるものがあり、見ていなけ
れば何でもありみたいなことをするけど、そこには民族性というかそういう
のもあって他の地域の人たちも同じようにするかといえばそうじゃないし、
判定でもそうした行為は「シュミレーション」として厳罰化されています。

だから今回の問題シーンではクロアチアの選手が手を見える位置にあげて
いる点で反則みなされるし、ブラジルの選手もだからこそ過剰反応し、逆に
自分が警告を受ける賭けにも出てたといっていいでしょう。
あれが肩と肩がぶつかっただけなら、プレイオンだったろうけど、やっぱ
手をあげたというのは目立ちますからね。

ユニフォームがつかめないように体にぴったりしたものになってきたように、
引っ張る行為については一番のご法度。
低く体を入れてボディアタックしなかった、いや出来なかった時点で負け!
ましてや審判がどうのこうのなんて最低。

まだ他の試合がないんでこの話で持ちきりですが、今夜以降はあっという
間に過去の話になっていくことでしょうね。
眠れない夜が続きそうだけど、いい試合そして新スターの誕生が見てみた
いと思うし、それが日本だったらなおうれしいです。