円安が進んできました。
輸入物は高くなるけど、輸出には有利な状況。
でもメディアはなぜか悪いことしかいわない。

円安になってもダメ、円高になってもダメ。
そりゃあどっちに転んでも損をする人はいる、それじゃあいい方に
脚光を当てればいいのになぜかしないのが日本のマスコミ。

最近は朝日に対して、日本を貶めた新聞と攻撃が激しいけど、
そもそもマスコミの体質こそ、日本はやばいしか言わないよね。
しかも本当の闇でもある財務省、電力会社とかはスルー。

輸入物では原油の高騰が一番の難題。
それを利用して原発を稼動させたいんだろうけど、ややこしい話は
おいといて暫定税率を下げればいい、本来は野党がつっつくべき
なのに、思い出すのは民主党時代にやらなかったこと。
本当にむかつく政党ですわ。

さてさて本題に入ると、円安で輸入の野菜が高くなるという。
最近の輸入野菜はやばいんで買いたくないし、肉にしても同じ。
それよりも国内で生産されたものが流通するチャンスだから、高く
なるとはいえ安全安心が広がればいいと思う。

外食産業は打撃かもしれないけど、今までから言われているように
ブラックボックスな原材料を考えると同情はしないし、逆に個人経営
でしっかりしたところが根付くほうが大歓迎ですよ。
大量仕入れ、大量生産の時代は少しずつ終わればいいと思う。

とはいえ、そんな国内産の野菜だけどみなさんは食べててどうですか?
オイラは特にシンプルに調理して食べるのが好きなんだけど、白菜、
大根、にんじん、トマト、しいたけ・・・味に深みがない。

ていうか、スーパーとかで売ってあるものはラップがかかってますよね。
そもそも持ち帰って開いたときに野菜の香りがしない。
確かに時期じゃないこともあるでしょう、しかしここ数年の記憶をたどって
も食べて美味しいと言ったのは自作のものばかりだったような。

自画自賛といわれるかもしれないけど、家で作ってるのは確実に野菜の
味がするし、そのためか持ちもよくない。
そんなこんなを考えると長距離輸送や長期保存に耐えられるように、品種
改良されているのか、それとも他の何かでしょうか。

野菜や果物には糖度というもので味を評価する単位があります。
文字通り甘さを計るもので高いほど美味しい、でも傷みやすいのが欠点。
これのわかりやすいのがイチゴで、昔の味を知ってる人からすると美味しく
なくなっていることに気づくでしょう。

以前はイチゴを買って冷蔵庫に入れておくと、庫内が香りで充満し、それが
食欲を誘い早く食べたくなりました。
でも最近のものはスーパーで大量に並んでいても香りもしないし腐らない。
たぶん糖度を下げて傷みにくくしたと思われます。

昔は果物好きだったのにリンゴ、梨などまったく興味がなくなりました。
梨は地元名産で子供のころは3個や5個もたべていましたね。
今は切ったやつを2つ3つ食べればもういりません。
最初はいろんなものを食べるようになって、他に美味しいものがたくさんある
からかなって思ったけど、違うでしょう。

まだいろんなものを食べてない子供でさえ食べないくらいですから。
そして子供が好きな食べ物の絶対的1位だったイチゴは不人気となり、メロン
が堂々の人気を誇っているようです。

作ってる人からいえば、保存が効かないと生産は難しいっていうかもしれない。
でも、そういう時代だからこそ美味しいものを求める人もいる。
なぜ横並びで同じようなものを作るのか、実際テレビなんかで紹介される成功
した生産者は他とは違うことをした人ばかりですから。

野菜は本来めちゃくちゃ美味しい。
煮物や味噌汁、炒め物にすると甘さ、ほろ苦さそしてダシがマッチし、最高の
一品となるものです。野菜離れといわれるけど、それを加速させている原因は
はっきりしているでしょう。
本来は輸出できるくらいいいものを作る日本人、農業の分野