2014年12月20日

悲しいとき

ここんとこ面白くなくなっていたNHK朝ドラのマッサンだけど、今週は
ちとやられました。さすがに年食ったな、目に来たもんw

エリーさんが流産してしまいかばう人たち。
そしてそのショック以上にもう二度と子供が産めないという事実を伝え
るか、隠した方がいいのかと悩む人たち。
こういう場合、自分はどっちになるのかと考えてみた。

どちらかといえば、もう少し時間が経ってからがいいというマッサンと
同じ考え、そこに遅かれ早かれ知ることになるのだから・・・と別の人たち。
どちらも正しいと思う、ただこのドラマではどう描くのだろうか、それが
気になって見てたら「真実を知らせる」ということになった。

もちろんエリーさんは号泣、生きる希望も気力も失う・・・
そんなときに、鴨居のおやっさんはマッサンに早く工場に戻れと頼む。
さすがに事実を早く知らせるべきと言っていた息子も激怒。

そして・・・
悲しみはいつまでも引きずっていては明日はない。
立ち止まると次に進み出せない。
辛くても忙しさの中に身をおき、夢を見る先を見ることで少しずつ笑顔も
戻り、それがまた一人また一人立ち直ることにつながっていく。

そういう風な描き方の一週間。
たぶん、同じような悲しい経験をした人にはよ~くわかる内容ではなかった
でしょうか。生きていれば必ず悲しいことや辛いことがある。
時にはなぜ自分がこんな理不尽な目に合うのか、何か悪いことをしたのか
と神様を恨みたくなるようなことさえあります。

オイラもあったけど、その時によぎったのは中島みゆきの「時代」という歌詞
のワンフレーズ「そんな時代もあったねと いつか話せる日が来るわ・・・」
そうだ、いつかこの悲しい出来事も過去になる日が来る。
こういう思いをしたことが、何かの肥やしになると。

ドラマを見てたらそのときの事を思い出しました。
辛い思いを克服する人は強い、そして優しい。
自分も少しでもそういう人間になりたい。

関西では来年の1月17日で震災20年になるという特集を見ます。
あれからもうそんなになるんですね。
東北でもまだまだなように、神戸も完全にとはいえない状況が続いています。
ただ東北の震災では数多くの阪神大震災被災者が復興の手助けに向かいました。

平和ボケだのなんだのいわれていたけど、阪神大震災や東北、中越・・・
いろんな災害を体験する悲しい思いをした人々がこの何十年かでかなり
増えたことでしょう。そんな人々が打ちひしがれたままなのかといえば
そうじゃなくなっていることに気づかされます。

東北の震災では台湾からかなりの復興支援をいただきましたが、それも台湾
が被災したときに日本から数多くの支援が行き、国際的には微妙な立場の
台湾人たちに自分たちは孤立してないという勇気を与えた、東北ではその
お返しだったという話を最近になって知りました。

いい話の多くは、そうした時間のかかる地道ななもののような気がします。
誰しもすぐに心が変わるわけじゃありませんから。

一歩外に出ると、非常識な行動をする人やマナーを守れない人ばかりに目が
行き、イライラする自分がいます。
でも、よくよく思い起こせば、素晴らしい人の方がたくさんいるもので、自分の
目がそっちに向いてないだけなんですけどね。

ヒマなときはネットの動画を見るのが好きで、特に感動的なものを見ます。
すると、自分自身もしてもらった善意が脳裏をよぎったりします。
良いことを忘れ、怒りの感情の方にとりこまれるのは暗い時間が長いから?

でも一年で一番日が短いのもあと少し。
暗いとどうしても気分が沈みがちになるけど、もう少しすればまた明るい時間が
長くなってくるでしょう。少しずつ明るくなることを考え、周囲が明るくなるような
そんな時間の中に身をおきたいものです。

taka1346yu at 22:22│テレビ