毎年恒例の日本テレビ系列24時間テレビが今年もありました。

ちなみにまったく興味もなく、見てもいませんから、番組の内容
についてあれこれいう気はありません。
ネット上に見られる情報と意見から感想を持っただけw

それにしてもこんな酷い番組が何年も続いているのが信じられ
ないし、これだけ情報が明らかになって出演者にギャラが支払
われているボランティア番組に寄付しようというのが・・・w

とはいえ、二日にかけて全国的にやってるわりに集まった総額が
2億3726万2909円ていうのは完全に失敗でしょう。
番組制作には数十億かかってるってるんだからw

この番組がスタートしたころ、自分は小学生でした。
まずテレビの24時間は斬新だったし、世の中は平穏で一億総
中流時代といわれた幸せにあふれた昭和の時期。

そんなだから自分が知らない不幸な人たちにショック!
純粋な人が多い時代でしたから、何の疑問も持たずなけなしの
貯金や寄付をする人が溢れていたのを思い出しました。

しかしバブル崩壊、阪神淡路大震災・・・
戦争を知らない世代といわれ、平和ボケといわれた人たちにも
厳しい時代が到来。
そこに東日本大震災で日本全国天災被害を受けてない地域は
ほとんど記憶にないほどたいへんな目にあった人が増えました。

そうなれば自然と考え方やお金の使い方は変わるものです。
逆に変わらない方がバカでしょう。
またネットの登場でいろんな裏情報があぶり出されるようになると、
正義と思われていたものや善と思われていたものの闇も取り上げ
られるようになってきました。

そういうのの一つがメディアでありテレビですよね。
政治的中道、弱者の味方、少数意見を大事にする、真実を報道・・・
これらを信じてる人はいまや少数。
そして震災以降は寄付金に対しても厳しい目が注がれています。

自分も信用できないような団体にはしないようにし、振込みなんて
いうのは嫌だし、直接ある施設にお金を持っていきました。
余裕がないご時勢で人様に上げられるほど 持ちあわせていない
けど困ってる人に何とかしてあげたいからこそ、確実に届くと思われ
るところにしたいと願うし、多くの人の善意が届くことも願いたい。

さてさて24時間テレビに戻ると、その役割は終わったと思う。
大体テレビというのは事件事故震災の日に、「いまだに被害者は・・・」
なんていう特集を毎回してるわりに「進んでいません」というのは
おまえらがまったく役に立ってない証拠じゃないかw

視聴者も被害者や被災者のためになっているとも思ってない。
だってとにかく数字なんでしょ、こういうので数字は取れないから。
逆にいえば視聴率にとらわれているテレビはオワコンですよ。

そもそも論をいえば、テレビ局は人気就職先になり、高学歴な人たち
が入社するようになったことで、どうして弱者や貧困などの問題を
親身になって追跡するような人が育つというの?

以前のテレビは映画に劣り、新聞社に入れなかった人が行く会社と
いう位置づけが、ハングリー精神や新聞が取り上げない問題を追及
したり、タブーにチャレンジして時代に貢献できたんでしょう。
それがテレビも古くなり、利権化したことで無理になりました。

報道番組で公務員改革や天下り、談合、丸投げなんかを問題視するよ
うな討論があるけど、それってメディアにもいえるよねって話w
改革は出来ない、上司に逆らえない、スポンサーには何もいえない・・・
話はずい分それてしまいましたw
つまりテレビに期待することは何もないどころか、期待してはいけない。

そういうところが善良な人が多い日本国民の行く末を方向付けような
んていうのはおこがましいし、善なる気持ちを商売にするなと!
個人的にはなるべく見ない、情報を信用しない、一喜一憂しないという
方針にしています。純粋に寄付された方、アホにしているような発言
に思えるかもしれないごめんなさい、その気持ちには感謝の意を表します!