2015年09月23日

無くせ!かしこバカ

ちょっと面白いネット記事が物議をかもしてました。
内容はある3人兄弟全員を東大に入学させた母親のことで、彼女が
勉学に集中させるべくして行ったことについてどうなのかと。

その例として
 「受験中に恋愛は禁止」 
「学校の準備は親が全部する」 
「学校の願書や医学部の志望理由書は親がすべて下書き。
子供はそれをなぞるだけ」 
「あと片付けはさせず、遊びに集中させる」 
「勉強で問題を解くこと以外は親が下調べもチェックもすべて行う」 

まあ年齢のこともあり、管理教育下で学んだお母さんなんでしょうw
オイラとしてはスポーツでも似たような感じの管理ばかりしたがるの
を指導とか教育というものじゃなく「調教」と呼びます。

子供にとって一番大切なのは何か。
これは動物でもそうだけど自立、独立だと思うんですよ。
親はそのためにどうすべきかいろいろあるけど、調教は本人の試行
錯誤やチャレンジを止めさせ、失敗から学ぶとか、独自の方法を編み
出すとか、人間として大切なものを奪うと考えます。

数ある指導をみてきたけど、素晴らしいものはすぐに結果が出にくい
んですよね。大学時代どころか社会人に成り立てでも効果がなかっ
たり、本当に時間がかかる場合もあります。

というのも、一人の人間だけの指導や助言でなく数多く必要だったり、
当人の経験なんかも加味され、複合的に生み出されていくものですから。

東大に入学するというのはたいへんだし、素晴らしいことだと思う。
まず日本国民全員が向かう勉強についてすごく出来たということだし、
理解力や記憶力が高いということは可能性とかポテンシャルが高い
という証明にもなりますから。

とはいえ、多くの人が思うのはゴールじゃないということでしょ。
就職し、そこで活躍してこそが本番でゴールはもっと先の先。
だから東大に入学できても活躍してない人や、入学できなかったけど
大活躍している人ならどっちの方がいい人生なのかなって。

心底がっかりするのが、東大からさらに難関の国家試験をくぐり抜けた
人たちがこの国の指導層として官僚になるわけですが、その結果が
今の日本だとしたら合格点をあげる日本国民はどれだけいるんでしょうね。

また政治にしても東大卒の政治家が多いのは民主党や共産党で、
自民党なんかは案外そうでもなかったりするけどそちらもどうかな。

現在の超難関大学には一昔前と違い、家庭が貧しいと入学できない 
といわれ、先に書いたように母親が勉強以外のことを何でもしてくれる
ような余裕がある家庭とか、専属の家庭教師、高額な塾費用がないと
厳しいというデータが出てます。

でもそれはあくまで学校の勉強で、対人とか議論とか答えが簡単に
出せないような問題に対して友好な学問かといえば違うでしょう。

オイラも過去東大とか京大の人といろいろ付き合いがあったけど、
記憶力は抜群にいいし、合理的な思考や応用力に秀でた人もいて
やはり普通の人とは違うという印象を持ちました。

が、失敗に対しての対応が異常に弱かったり、過ちを認めたがらない
とか、腰を低くできない人とかは普通よりダメでしたね。
またリーダーシップが優れた人がほとんどいませんでした。
これは勉強ばかりで、人間関係に無関心だったからじゃないのかなと。

そのためナンバー2とか、サポートにいれば心強いけど、トップや交渉
ごとなどタフなものには弱い気がします。
ただこれらについては、彼らが悪いんじゃなくシステムが悪いからでしょう。

何度か書いてるけど日本は入りやすく、辞めさせられにくい。
これを入りやすく辞めさせやすくすれば、優秀な人材はもっと鍛えら
れて世界でも屈指の頭が良いタフネゴシエーターのリーダーが生ま
れるんじゃないかって。 

でも、どう考えても変わることは憲法改正よりも難しそうw
ひょっとしたらTPPが意外に黒船になるかな。
日本には素晴らしい人材がたくさんいるのに、そうした人が活躍できる
土壌にないのが不幸でしょうね。

オイラなんかには羨望のまなざしを送るだけで、参加することすら許さ
れないけど、 ポテンシャルをつぶされてる人が可哀想に思う。
つぶしてるのは果たして・・・社会?政治?学校?それとも親? 


taka1346yu at 22:31│ひとりごと