世知辛いご時世、何かビジネスチャンスを求めている人たちが
いるのはよ~くわかる。でも嘘はいかんよw

というのも、ここ最近”記事”と”テレビ”で見るのがハロウィーン。
その知らせ方が気になるというか、嫌というか・・・
というのも、すでに流行ってるみたいにいう。

確かにいろんな広報を見るようにはなったけど、いつ、どこで、
誰がやってるのか不明。
たまにテレビや雑誌で見るけど、誰が募集してどんな人たちが
集合してるのか、時にはパレードみたいなことをしてるけど
自然発生的とは思わない。

必ず誰かが「動因」してるって考えるのが普通でしょう。
つまりはバイトであったり、話題作りのイベントだったり。

しかもその意味というか、意義というかがさっぱりで、ほとんどは
仮装してバカ騒ぎというのしか感じられない。 
クリスマスにしてもバレンタインにしても本来のものから日本風に
アレンジしてるから、こちらも同じ感覚なんだろうけど、そういうのに
乗じるよりはコスプレデイにでもした方がさっぱりする。

とにかく気持ち悪さの根源は、その昔流行を発信し、最先端を
行ってたつまりは作ってた連中が、夢を再びと相変わらずの戦略
で自分たちが火付け役になりたいという驕りみたいな感じ。

日本のあちこちには乗っかりたい人はたくさんいるけど、一過性の
イベントものより細く長くでいいから、長く根付くようなものがほしい
と思う傾向に変わりつつあります。

というのも流行に飛びつく人は一定数いてそれはそれで良いかも
しれないけど、それらの人は一定のところに留まらず、回遊魚の
ようにあちこちに行きますから、そういうのに着いて行こうと思えば
莫大な資本や力があるような企業でないと難しいでしょう。

日本のほとんどは中小企業であり、田舎が多く、国や行政も何とか
しようと努力はしてても回遊魚相手は疲弊してしまうだけ。
それよりも地域に根付き、それぞれの歴史や特性にあったことを
利用した上での息の長いイベントが求められるでしょう。

実際に成功してると思うようなところは、そうした傾向が強いです。
日本全国一斉になんていうのじゃなく、その地域にしかありえない
ような強いコンテンツ、そこには必ず熱い人がいますねw

たぶん日本全国の多くの観光地なんかが、なにかないか日々探し
ていると思うんだけど、安易な旧来の手法しかやらないのは中国
や韓国を非難するときにいうところのパクりと変わらない。

他人のふんどしは簡単、それで少し上手くいっても尊敬されない
だろうし、やっぱオリジナルを目指すことが大事だと思う。
いまやネット社会なんで何かの真似なんてすぐに調べられますから。