熊本の現状を見ていると、防災対策は出来てたんだろうかという疑問。
これは東日本大震災の時も思いました。
阪神淡路大震災の教訓が生きてない!と。

でも自省をすれば、自分だって地元兵庫がそういう事態にならない
までは、人生で大きな地震に遭遇すると思っていませんでした。
だから彼らに声高に叫んでも、お前と同じじゃないかとブーメランが
返ってくると反省。

また地元では一時期群発性火山地震が起きたこともあるし、隣県の
鳥取は60年に一度の割合で大きな地震が発生します。
それであったとしても地震は他人事でした・・・

なぜそうなってしまったのか。
日本列島はどこでも地震が起きるとはいわれていても、確実に温度差が
あると思う。はたしてその元になるものとは?

我々おっさん世代が子供の頃、地震なんていうのは遠い話。
関東大震災くらいのもので、あとは海外で起きたものばかり。
そんな時にノストラダムスの予言、いわゆる1999年地球は滅亡すると
かなりの人々に恐怖を植え付けたアンゴルモアの大王。

ちょうどその頃に東海大地震が学術研究者たちにいわれだし、それに
ともない行政も耐震とか避難とかが始まったように感じます。
とはいえ、地震は東海という刷り込みは消えませんでした・・・

阪神大震災までに日本海中部地震と奥尻島で津波が起きた地震が恐怖を
呼び起こしたけど、都市部ではなかったことで、案外地震は大都市とは
無縁じゃないかと錯覚し始め時に阪神淡路が来ました。

この衝撃たるや、ずっと東海、東海、東海だったのに。
近畿では京都がやばいと聞いていたので、最初揺れた時は京都が震源だ
と思った人は当時けっこういたようです。

阪神淡路を専門家は誰も予測しませんでした。
その後の東日本大震災もそうです。
そしてその前後は東海に東南海が加わり、これらの警戒ばかり。
みんな太平洋側を気にしてたら、熊本!!!

調べるとこの30年以内に大きな地震が起きる確率が東海と東南海は
70~80前後と高いのに熊本は0~16%。
これだとそりゃあ熊本の人たちにお金を使って準備しろなんて言える訳
がないし、今回のようなパニックも責められない。

そして日本の地震年表をみて驚きました。
マグネチュード6.0~7.0以上が日本全国でかなりの数あるという事実!
それなのに地震学者はなぜ太平洋側ばかりに・・・

この疑問への答えとしてあったのが防災予算なのだという。
地震が来るのは確実、でも鉄壁は難しい。
ならば人口が多いところからというものなのでしょう。

その優先順位が人口で着いていったとしたら、そのために御用学者が
都合のいいデータや予測をしているのだとしたら。
ただ人口が1000万、100万、10万のそれぞれを一緒にできるかといえば
これまた難しいものがある。

となると、諸悪の根源はどこになるのか?
行政?メディア?学会?それとも・・・
個人的に思うのは、やはり個人個人がそれらの情報源を信用したまま
だったり、自分できちんと考えないことかもしれませんね。

そう考えると今から何が出来るのか?そう考えたらどうすればいいか!
オイラは明日地震が起きると考えれば良いと思う。
そのためにやることは、まず自分の寝床が大丈夫なのか。
頭を直撃する家具、枕元にはメガネやスマホ、すぐ近くにスリッパ。
とにかく命を守ること!

水だの食糧だのは生き残ってからの話ですからね。
まずはつぶされないように、特に1階で寝てる人は、2階があれば
移動した方がいいでしょう。寝室に大型家具はご法度です。

今夜は虎ノ門ニュースでよ~く考えさせられました。
勉強したい方は是非!