昨日は復興の街リレーマラソンに参加してきました。
天気が心配されたけど雨にやられずセーフ!
我がチームは過去最高記録でフィニッシュし最高でした。

走ったのは自分を含め7人。
ただし一番距離を走ってないのが自分で自慢できませんw
しかも最後のアンカーにさせてくれて、ありがたいやら恥ずかしいやら・・・

まあ一番遅いし、一番年上ということで労わってくれたんでしょう。
みんなに感謝です!
お陰で打ち上げは大いに盛り上がりました。

そんなこんなの週末だったんで話題?の24時間テレビはまったく見る機会が
なかったんだけど、帰宅後ネットを見たら賑わってますねw

大きな話題は二つで一つ目は富士山登頂チャレンジみたいなのでぐずる麻痺
の障害の子供を父親なのかここのところはわからないけど、何やら激高して
帽子を飛ばした風な映像。

二つ目は同時進行でEテレで前からやってるバリバラという番組で、24時間
の内容を批判するようなものが放映されたということです。

「バリバラ」衝撃の生放送!
「24時間テレビ」の裏で「障害者=感動」を<感動ポルノ>とぶった切る

自分はそもそもが興味ないし批判する資格もないけど、24時間テレビについて
はそろそろ役目が終わったんじゃないかと。
NHKの方はご存知のように最近あの貧困女子高生問題があったように
クリーンとも思えない部分が多いからおいそれと受け入れがたいしねw

つまりはどっちもどっちな感じ。
ただネットの意見は読むと納得するものが多くて、テレビ側の時代錯誤ばかり
しか残らない印象。

テレビは建前しかないメディアだとしたら本音のネットに対して太刀打ちでき
るはずもない。マスコミはマスコミュニケーションつまりは大衆伝達というよ
うに、情報を一気に大きく広く報じることができるため圧倒的な力を持ち、
世論も操作できるものだったけど、それが大勢の意見ではなく一部の者の思想や
思考でときには捻じ曲がることがバレた!
そして、それをバラしたのがネットw

先日、何かでポケモンGO悪玉論に際し、もしそれが悪いというならそもそも
犯罪のほとんどは電話回線が利用されている現在、すべての元凶はNTTだ!
っていう批判になる論を展開してて面白かったです。

自分もネットのお陰で気づかされたり、反省したり、人の意見がこれほど多方面
にわたりあることを知ると言論弾圧の恐ろしさや単純な悪玉論が一番怖いと思う。

不謹慎な発言やルール・モラル無視、ときには犯罪レベルの書き込みがあっても、
それを諫める意見や問題視したり反論もきちんとあるから健全だと思いますね。

それよりも口に出してはいけない、語ってはいけないと自主規制してきた大手の
方がいまでは権力やスポンサーに操縦されやすい危険な水域になってる感じ。

言いたいのはテレビも間違いはあることを認め、また時には公正中立なんていう
のも訂正し、堂々とやって反論も受け入れるっていうのがいいと思う。
絶対に間違わない、間違えてはいけないってやればやるほどおかしくなるよ。

24時間テレビはまだ日本人が寄付とかボランティアの概念が少なった時代に
障碍者とか貧困とか様々な問題にスポットを当ててくれました。

第二次大戦以降は台風被害が印象に残っていたのが、阪神淡路大震災をはじめ
噴火、地震、津波と経験していくうちにその精神は進み、もう啓蒙してもらう
ようなことも必要ないと思う。
もっといえば、必要な情報は一般人でもネットで発信できますから! 

つまりテレビは365日のたった1日を取り上げて感動を押し付けるんじゃなく、
普段からもっと多く取り上げ、出演させてあげればいい。
障碍者の人たちが気づく街角の危険物座談会、こういう時はご協力よろしくとか、
こういうことがしたいけど情報をくれとか・・・ね。

今のようにガンバレとか、感動にしか向けないのは良くないと思う。
障碍者には克服を強い、健常者には特別視てな感じ?
もう昔のように無理解の人も減ってるご時世ですから。

また高齢化が進んで多くの人が家族に病人や痴呆など介護の必要ある身内を
抱えるようになったし、もちろん自分自身もって思うこともある。
今はもうお互い様ですよね。

24時間テレビは上手に幕引きを迎えてほしいと願う。
まだまだ必要だと思ってるとしたら、それは日本人をなめてる!
止めたいけど止められないなら日本人やなあって思うしw

そもそも地上波キー局が24時間放送してるんだから意味がない!
とどのつまりはそこか?

最後に上のリンク先を読んで感銘を受けた部分を紹介します。
バリバラ生放送に「河童」で登場(?)した「寝たきり芸人・あそどっぐ」は、
メディアでの障害者の取り上げられ方についてこのようにコメントする。

「頑張っている人をクローズアップすることは良いことだと思います。
でも24時間テレビに限らず、メディアは『障害がある<のに>頑張っている』
『悲しい過去がある<のに>頑張っている』という演出をしがちで、その点に
違和感を感じます」

「そんな演出がなくても、頑張っている人は自然と輝くはずです。
オリンピック・パラリンピックの選手達がそうであるように」

世の中には善人がいる一方で、ずるく立ち回る人間、騙す人間、高圧的な
人間がいる。同じようにダーティーな障害者、自分より障害が重い人を攻撃する
障害者など、障害者にもいろんな人間がいる。
また、同じ人間でも表の顔と裏の顔があるのは障害者でも一緒だ。