NHKの朝ドラの最終回週になった。
残念ながらここのところ面白くないと思ったら、やっぱ視聴率も下がっ
てるとのこと。そしたらその原因が主人公の芳根京子さんの不人気だ
というおかしな記事があがってましたが・・・

これこそが最近テレビ業界に巻き起こるキャスティング信仰だと思う。
キムタクは持ってる、古館は持ってる、あるドラマで視聴率をたたき出し
た女優さんも、それが別の番組を持ったとたんに急降下w

やはり企画力なんですよね。ドラマや映画だと脚本!
内容が面白ければどんな酷いキャスティングでもよほどじゃないかぎり良い物
が出来ると思う。逆にいえば数字を持ってるタレントはほとんどいないと。

好きなタレントの冠番組だから見るとします。
しかし内容がつまらないと途中で止め、逆にタイトルが面白そうで見ると
誰が出ていても面白かったりする。どっちの方が多いか!

最初の朝ドラも必ずパターンがあって恋愛と涙系になると下がる。
困難と一致団結のような内容だと上がる傾向にありますね。
朝ドラは人生の波乱万丈を描くものなので他のドラマとは異なると思う。
 
だから最終回を前に方向性を失った感じがあり、過去を回想ばかりしていて
どういうエンディングなのかが完全にぼけてる感じ。
そして毎度のことながら幽霊を登場させてしまったしw

この頃のテレビはほとんどが芸能事務所所属のタレント。
だから面白い素人というのが逆に新鮮で、月曜から夜ふかしという番組では
そうした人たちを街角インタビューで見つけ出すのがなかなか面白い。

昔は欽ちゃんが上手かったし、タケシも元気が出るテレビで数多く発掘したり
今でも通用すると思うけど、テレビ業界、タレント業界の新陳代謝と自浄作用
が完全に滞ってるんでしょうね。

ネットが面白いのもある意味そうした巷に埋もれた才能が自由に参加できる
媒体だからだと思う。
世の中には素晴らしい人がたくさんいる。
たぶんドラマの脚本とかも上手な人がいるんじゃないかな・・・