この週末は地元の商店夏祭りでした。

毎年恒例ながら、この時期特有の梅雨明けとの戦い。
あと近隣地区の花火大会などのイベント競合などいろいろ。

今年は天気も大丈夫だったし、他とも重ならず成功。
ただ暑さがかなりだったため、熱中症が心配されたけどセーフでした。

この他に地方の人ならわかってくれると思う消防夏季訓練の代表
ともいえるポンプ操法の練習もあります。
その他いろいろ参加してるといつも考えるのが2:6:2の法則。

こちらにも何回か書いてる働きアリの法則といわれるもので、集団の
うち2割はきちんとした人がいて、残り8割のうち6割が普通であったり、
五分五分な感じの関わり方、そして残り2割が幽霊といわれる無関心な人。

どういう組織、団体もこんな感じで、面白いのがある団体で自分はきちんと
した側にいるけど、あるところでは無関心となったり、中庸の6割に存在し
たりと様々。その決め手は自分の心の中にある優先順位や役員に選ばれるか
どうかの立場なんかで変わってきます。

これを理解してないと、在籍組織に対しイライラしたり、人にもあたってしまう。
どういうことかといえば2-6-2ならほぼ運営は順調、しかしこの比率が崩れると
例えば真面目が増えると船頭が増えて揉めたり、無関心派が増えれば真ん中の
人々もやる気をそがれたり、出席者が少なくなったり・・・

だから、確実に出ない人をどうにか出すようにしようなんていうのはご法度で
8割の人がいればいいでしょっていう程度にし、中庸の6割の人にも特に
もっと精を出してくれなんて強要しない方がいい、そこそこでw

指導的立場の人がいて、従う人がいて、どうしようもないのもいて・・・
そんな感じの何となく一番いい感じになると。
そんな風に夏祭り、ポンプ操法、その他の活動を見ています。

自分の経験で崩れたときの話をすると、それは野球のクラブチームでした。
今でも地元のご近所さんチームは続いているけど、クラブは廃部。

原因はやはり2-6-2が崩れたからといえます。
でも仕方がなかった・・・
若い時期はいいけど、結婚、仕事、年齢といつまでも同じじゃないですから。

個人の条件が変わり、参加への意欲も年を追うごとに一人、また一人と減り、
ここに新たな人が加わってくれるうちは何とかもったけど、自分が役をし、
年を取ると若い子への勧誘もたいへん。

じゃあ役を交代し、若い子に変われば入りやすくもなるんだけど、引き受けて
くれる人がいなくなり、残念ながら・・・でした。
ただ上手に禅譲できた組織・団体は今でも存続しています。

そうやって経験を積むと、ほんといろんなことがわかりますね。
正直この人はダメだと思えば平気で切れるし、その反対に信用できる人とか
この人はきちんとすべき人というのも自然とわかります。
たぶん自分が世渡り上手といわれるのもそこだけはうまくやってるからかなw

難しいのは八方美人でもダメなんですよね。
切る場合ははっきり切る。
そういう厳しい態度も持っておかないと、逆についてきてくれる人から嫌がら
れてしまう事例もた~くさんみてきました。

独りよがりもダメ、ワンマンもダメで批判してくれる人も重要。
また全員が同じような戦力になってほしいという高望みもご法度だし、地位
とか力量を判断して、期待も濃いの薄いのきちんと分けるべきでしょう。

今回の夏祭りでも人間模様がいろいろあり、久々に思い出した次第です。
イベントは粛々と進みましたが、協力ではいろんなことがありましたので!

そして自分がされたことが今度他人から必要とされた時、その人が自分に
どれだけのことをしてくれたかで、組織の6もしくは2になります。

オイラは基本、怠け者で意地汚い人間ですから、そうした損得もっといえば
打算で動くタイプともいえますからw

批判する人もいるでしょう。
しかしストレスを溜めない生き方はそれが必要!
嫌われる勇気もないとね。