テレビニュースを見る時間は少ない。
ていうか、家で仕事してるから昼食と夕食の時に見る程度、深く知りたい
ときはやはりネットを見ている。好きな時間に見れますからね。

そんな中で以前からくすぶり、ここ最近酷いなって思うのが安倍首相の演説
妨害に関するもので、こういうのは違法じゃないんだろうか。

選挙期間なら選挙妨害になるけど、それ以外はならないのかもしれない。
それでもふつうに聞きに来ている人もいるわけで、そういうことを平然とす
る人たちに問題ありと思う以上にメディアが問題だと思う。

まず時事通信関係の時事ドットコムでは安倍首相が野次にぴりぴりしてると
書き、そこに野次ってる連中の批判はまったく書いてない。
それどころかプラカードに「お前が国難」なんてのを掲げているのでさえ
権力は批判されても当然のような印象さえする。

これが野党の例えば立憲民主党の演説が邪魔されたとなればどうだろう。
100%右翼による妨害なんて書くでしょうねw

作家の百田氏がある番組で語っていたけど、左派系の柳美里さんがサイン会を
妨害されたことは大々的に報じられたのに、自分がされたのはまったくといっ
ていいほど報じられなかった。この差は何なんだって怒ってました。

ネットではおばちゃんが妨害する連中を叱りつけるものがあがっていました。
たぶんこうした妨害が続けば、安倍首相の演説を聞きたいという人から怒り
の反撃が生じることが十分考えられます。
そのときメディアはどう取り上げるんでしょう。

【画像】安倍総理の演説を妨害するパヨクに一般のおばちゃん激怒

また今日の記事では妨害する人たちをTBSのカメラが追っていたというのも
あり、個人的に安倍おろしは自由にすればいいと思うけど、公平公正でない
やり方というのはすごく嫌で逆効果としか思えないんですけどね。

柏駅前の安倍総理の街頭演説にヤジ⇒それをTBSが至近距離で撮影

こういうのは放置してしまうと確実に過激化するものです。
また何度も言われてるようにダブルスタンダードが酷い。

日本の敗戦理由の中で一番問題視されるのは大本営発表による一方的な情報と
正しい情報を隠したことじゃないでしょうか。
だから戦後は公平な情報、不都合でも表沙汰にすべき情報が重要視されていた
はずなのに、一時は中国や韓国、北朝鮮などの特亜情報は偏向し、その流れが
現在ではヘイトや人権の名のもとにおかしな方向になっています。

確かに過激な言葉や差別的な発言を表立って言えるようなことはダメ。
しかしそこまで行かないのに勝手にメディアや一部の運動団体が言葉狩りを
しているのは絶対におかしい。

しかもそうしてヘイトを強調しながら、こと安倍首相には今夜も見たんだけど
下痢ぞうだの、お前が国難とか酷い言葉を投げつける。
また橋下元市長に対しても同和出身なんていうのを平気で書いてました。
こういうダブスタが日本の左派には多過ぎると思う。

アメリカのリベラルは少なくともそうした二重基準がない。
敵対する相手に対して言論弾圧することはなく、ただし行動に移したら糾弾する
という明確なラインを感じる。

保守系の人たちの不寛容も言及しなくちゃならないけど、本来は寛容でなければ
ならないはずのリベラルが日本の場合は真のリベラルじゃないことに、多くの
人が気づいてしまい、今回のような妨害は心底怒ってる人が多い。

ある意味、自分たちが超少数になっている危機感の表れかもしれないけど、だから
過激になればさらにシンパは減るだけでしょうね。
少なくとも物を言わせない、言わせる場さえ邪魔をするなんていう人を支持するな
んてことはまともな考えの人なら無理ですよ。

まず言い分を聞き、そこから反論する。

最近は保守派の本がよく売れていて、ある新聞は右傾化本が売れていると書いてま
した。これっておかしくないですか?

じゃあ左派系の本はどうなんだろう。売れてないというのはどういうこと?
また反論本を出せば売れると思うけど、今までいろいろ自称リベラルの話を聞くけど
納得いくような話をする人がゼロに近い。

自分はとにかく言い分が聞きたい、何が正解か間違いかを考えるためにもいろんな
意見を見聞きするというのは基本中の基本だと思いますから。
自由な日本のなかでくれぐれも大本営みたいなことは止めてほしい。

戦争への道は言い分を聞かないという態度が一番つながっていると思う。