急に寒さが身にしみてきました。
道路の温度計表示で6度っていうのも昼間だというのも見ました。
最近は夜出てないんで何度なのか知らないけど、かなりでしょう。

ストーブを出したり、毛布も追加したりしてる。
さすがにコタツとホットカーペットはまだなんだけど、時間の問題?
もちろんエアコンは点けてます。

時間の進みが早くて、気づけば11月そしてカニシーズンになってました。
地元では初競りでにぎわい、今日は初物も。
明日でも大好きなズワイガニのメス、セコガニを買う予定。

こちらは1匹300~400円で、身が小さいぶん出汁がすごくいい。
またカニミソも豊富で好きな人は好きなんだけど、食べにくいのが嫌だと
いう人も多い。ま、こちらにすればその方が値段が下がるんでw

しばらくは週一ペースで食べますよう!
だって期間が短いから、とにかく出来る限り食べたい。
だいたい1月半ばくらいだから2か月半くらいかな。

この時期は田舎に暮らしてることが心底うれしい!
ん~書いてるだけで頭の中に想像が広がる・・・

最後にカニで騙されないように情報を
ズワイガニ(オス)は我々の但馬(兵庫)北部では松葉ガニといいます。
地元では1匹あたり最低でも5000円。
傷物だったり、民宿などの特別ルートだともう少し安い。
満足いくくらい身の詰まったものは1万円前後~1万5千円。

なので時おり3000円なんてやってるのはまがい物。
こちらは脱皮して間もない水ガニと呼ばれる粗悪品ですわ。
身も出汁もスカスカで、身も取れないしイライラします。

あと冷凍のロシア産もそんな値段ですね。
タグがないのはほとんどがこちらでしょうw

そしてメスの方はセコガニと呼ばれ、こちらは値段で差はつかないけど、
我々の間ではお腹の子の色で「クロコ」「アカコ」と二種類。
見た目はアカコの方が色鮮やかなんだけど味が薄い。
クロコはそのものずばりやや黒っぽいけど身の味、出汁の濃くが段違い!

kani2
 (この写真のものはアカコ)
ネットではこちらの方が色がいいんでクロコの写真はたぶん無いと思う。

自分はよくこれを調べるのに腹を見るんだけど、あまり長い時間やると
お店の人に嫌われるんでさっさと短時間で区別します。
その姿を観光客の人が不思議そうに眺めているのが面白い。
「この人、何してるんだろう」と思ってるんでしょう。

時おり地元人間が「うちらは貰えるから買わないよ」なんて自慢気に通り
すがりに言ったりするけど、そういうのはありがたみを感じないから、
逆に子供なんかもカニを嫌がるようになってしまう。

また高いだの安いだの大声で言う人がいるが、漁師さんたちが命がけで
獲って来たものじゃないですか、そりゃあ何千円とかなら言ってもいいけど
百円や二百円そこらの違いで言う人は品がないと思う。
燃料代も高くなり、廃業していく人も多いから客の側も助けないと!

自分は肉も好きだけど、週に1~2回は魚屋さん系のスーパーに行ってます。
地元は安くて新鮮ですから。
こちらは太平洋側のような赤物は少なく、アジやサバの青魚系が多い。

どこに行っても地場産のものが最高ですね。
大阪に行けば和歌山、神戸だと四国、瀬戸内海。最近は九州も。
とにかく海のものを食べましょう!


kani

この写真のメスはかなり大きいw
ちなみに福井県方面ではセイコガニと呼びます。
一般名称では子持ちガニかな。