この国の行政システムで言いたいのがまずやるとことをやってくれって!

どういうことかといえば年金未納とか、ナマポの不透明さとか、はては
NHKなんかも確実に強制加入させていれば、もしくは漏れがなければ
各々の基本料金は格段に下げられると思う。

消費税なんかが一番そうで、まず無駄使いが一掃されてもいないのに
お金が足らないからなんていうのを理由にあげる。
単に目的以外の流用・科目間の流用禁止や単年度会計など見返す問題が
多いというのにそちらはいつまでも経っても変わらない。
(本来は野党がこういうのを追及してほしいんだけどね)

それが払う人、払わない人、調査がしっかりされてる、不十分な場合の
ように格差があったり、正直者がバカを見るからみんな腹を立てている。

じゃあ公務員の数を増やすしかない論になるかもしれないけど、そのため
に生み出されたのがマイナンバーじゃないんですか。
NHKでもBcasカードのデジタル化はなんですかって。
効率化するために作られたという話は?

やることをやりながらもこの様なのに、やることもやらないで出来るわけ
がない!全てにおいてあまりにも杜撰であると言いたい。

そして議員年金復活という話が出てきた。
確か10年やれば年間400万強の年金がもらえるというものだったけど、市町
村合併で予算が無くなりそれも消えた。なのに復活ってなに?

理由に上げるのが、地方議員の成り手が減ってるからってアホか!
別に議員になりたいと思う人はそんなに減ってないと思う。
機会があればやりたい人はたくんいるのを知ってる。
じゃあなぜって話になると、これはもう100%選挙制度ですよ。

オイラも今回友人の選挙をお手伝いさせていただいたけど本当にたいへん。
元が取れないと割に合わないと思うのは仕方ないくらい過酷。
その上で行政のことを考えるというのはよほどの情熱が必要。

現状でよくいわれる地盤、看板、かばんの基本が必須という話。
だから政治屋、政治一家、政治利権が出てくる土壌になっている。

そしてなにより公職選挙法には闇があり過ぎる。
どういうことか言えば、この法律を熟知するというのはほとんど不可能に近い。
落とし穴というか、隙間があり過ぎ!

それを知らないと違反で逮捕されるし、逆に上手にやる人もいる。
だから選挙屋みたいな人が出てくるし、こういうのをいちいち行政に聞く必要
があるから彼らの存在意義というが出てくる。
これはまさに天下りと同じ構造なんですよねw

選挙となれば金はかかるわ、時間は取られるわ、町の活気はなくなるわ・・・
まったく良いことはなし。
そういうのもあって、選挙を嫌う土壌が生まれている。
はては議員に対しても無関係な人たちからは白けた視線。

仕事をしたくない役所からすれば本音では選挙はしたくない。
でもせずに信任選挙みたいなのは楽だけど印象はよくない。
立候補者はやるとなると金がかかるし、かかった上で落選したら出たくて
最悪じゃないですか。

そんなこんなで投票率は低いわ、当選獲得数も・・・そんなのばっか。
だからまず選挙にお金がかからないことが先決。

もっと気楽に立候補する人を増やし、投票システムにもお金がかからず、
役所の人たちの負担も軽減すれば全く違ったものになると思う。

そうすれば議員の報酬に固執することもなくなるだろうし、もっといえば議会
と仕事兼任できるようになれば、現役のPTAの人、町内役員さんとかいま
役職をやってる人が兼任で政治に参加できるだろうし、終われば次の人に任せ
たりと違う可能性も考えられる。

政治が身近になれば利権に対するチェックも厳しくなるでしょう。
そして最終的には納税に対する損した気分も少しは軽減されるかも。
裁判員裁判も国民と裁判を身近にするためだったんだから、選挙や政治もそう
すればいいだけのことじゃないですか。

というわけで、議員年金は不必要!
議員も国民と同じ国民年金か厚生年金で十分です。
まずは選挙制度改革からやってください。