いやあネットの動画を見て久々に驚きました、
日本国内のアメフトのトップクラスのリーグの中でこんな卑怯なことを
平気でするのかと目を疑いましたよ。

スポーツで嫌だなあと思ったのは桜庭VS秋山ぬるぬる試合、野球では
松井五連続敬遠、高校野球でのカット戦法、危ない走塁など。
しかし今回のものはそれ以上、こんなに酷いのはなかなかない!

なぜなら、相手選手を再起不能にする可能性がある。
しかも競技どころか脊椎損傷とかになれば一生の問題。

もともとアメフトは激しいコンタクトが普通で、かなり大怪我が続発した
ことからあのような防具が出来たわけで、それ以外にも他の競技に比べ
たくさんの審判がいることも知られています。
それだけトラブルが多いってことがあるんでしょう。

格闘技はもとよりアメフト、ラグビー、バスケなど選手同士がぶつかるような
競技においてルールを無視もしくは軽視されてはたまったもんじゃない。
特に今回は監督からつぶせという指令が出ていたとも聞く、同じようなセリフ
はよく言われるけどレイトタックルしてでもということだったらしい。

当該選手はしかもお前が出来ないなら使わないと言われたというのも本当か
どうかは定かでないにしても、結果そうだったと思われても仕方ないでしょう。
若く闘争心の激しい選手が自己コントロールできないのを冷静にさせるのが
監督やコーチの役目の一つだとしたら完全にクズですやん!

自分も過去いろんな競技や試合をしたり見たりしてきた中で、卑怯者だったり
スポーツマンシップのない指導者や選手をたくさん見てきました。

野次を飛ばすことで攪乱しようとする行為、審判を罵る行為、脅したり今回の
ようにわざと怪我をさせようとしたりする場面もありました。
サッカーなんかでは南米サッカーがマリーシアというずる賢さを特徴にする
ようなことがあり、それを教えるコーチもいたけど今では廃れています。

それでも抗議とか、怪我をさせるにしても不意を突くようなものは皆無。
だからあの殺人タックルがどれだけ衝撃的で汚い行為なのか、放っておくと
アメフトという競技やスポーツ自体の名誉にかかわると思う。

よくスポーツを通じて学ぶっていう。
スポーツで人間関係を学び、自分のミスを許してもらうことで仲間のミスを許し
仲間と勝利の喜び負けの悲しみを共有し、ルールに沿ってフェアに戦うことが
素晴らしいことだというのを理解する。最後は戦った相手への敬意!

だから日本人は勝者ばかりを称えないで敗者にもエールをおくる。
もちろん日本だって当初はそこまでじゃなかったけど、長い間の学習で少しずつ
スポーツ精神を学んでおり、けっこう成熟してきたと思ってた矢先の今回・・・

スポーツの悪い部分が特に部活とか学校の単位ほど残っている悲しさ。
早くクラブスポーツもしくは地域制に変えてほしいですわ!

kuzu


スポーツで嫌な気分になるのが韓国。
こちらについてなぜそうなのかを調べると、日本のようにスポーツはみんなが
やるものというんじゃなくエリートがやるものという位置づけ。

自分は部活を否定するけど、彼らにはそれすらない。
そのため一般人がスポーツマンシップを理解することがなく、勝てないならやるな
みたいな意識が強いらしい。

そして何より問題なのがスポーツ年金の存在。
これはメダルとか重要な試合で勝つと一生もらえる年金が補償されるという。
オリンピックでちょっとしたことで金が銀になって日本人は残念程度のものが
彼らにとっては大問題、それであんなに揉めるらしい。
こういうのもどうかと思うな。

何にせよ、今は動画が簡単に撮られるから証拠が残るとすごいですね。
こういうのが反スポーツマンシップを減らす役目になるといい。