ここんとこ何度も韓国のことを書いてる。
もちろん怒りの方が上だけど、冷静に考えることも大切。

自分が韓国に行ったときは一度も不快な思いをしなかったどころか、日本や
日本人が好きなんだなと思ったくらい。
そして現在、大阪に行くと大勢の韓国人を見る。
彼らも同じように日本を楽しんでいる。

沖縄にしてもなにを考えているんだろうって思うことが何度もあるけど、だから
といって現地に行っても、こちらで県民に会っても何もない。
結局煽ってる誰かがいて、それで得する者がいるんじゃないか、そういう連中が
好きなように誘導してるんじゃないかと思えば、一度静かに考えてみるべき。

しかし、なかなか材料がなかった。
日本にはない韓国人の国民性、地域間の差別、儒教の影響、日本の影響・・・
いろんな要素があるなかで、決定的と思うようなものが見つからない。

ただ不思議に思うのが、自分が行った頃の韓国はちょうど民主化以降でもあり、
日本不信が報じられた最中にも関わらず友好的だった。

その後は日韓W杯を経て、これで日本の反韓が始まったといわれるけど、今みたい
な慰安婦、竹島、日本海名称、旭日旗・・・みたいなのが加速したのはもう少し後
のように思うんで、どういう経緯なのかが知りたかった。

そして今回、これじゃないだろうかと思われるものに当たったので紹介してみた
いと思います。個人的には根幹だと思ってます。

昨日の最後の記事にもあったけど、韓国にはどうもおかしな歴史認識がある。
その一つが対日戦争というもの。
日本人ならいつ韓国と戦争したのか、そんな歴史的事実を誰も知らない。

しかし彼らの中では新聞記者ですらそんなことを言うんですから、一般国民だと
かなり浸透してるんだろうって思う。
こういう創造というかねつ造というか創り出されてしまったらたまったもんじゃ
ない。それを反日の根にしてるというのも頭に来る。

じゃあなぜ必要なのかといえば、韓国の建国問題に遡ると思いました。

イデオロギー優先の歴史認識

有馬哲夫・早稲田大学教授は、中国や韓国の場合、歴史的事実よりも
「イデオロギー」が重視される傾向が強い、という。

 「20世紀に入ると実に多くの国々が民族自立の考え方のもとに独立しました。
これらの国々の歴史とは、民衆がどのように独立を勝ち取ったか、どんな指導者
のもとにどんな帝国主義的勢力と戦って国を建国したかという正統性やイデオ
ロギーを国民に教え込む『物語』になります。

こういった国では、歴史的事実よりも『建国イデオロギー』や『政治イデオロギ
ー』が重視されることになります。
『物語』が『イデオロギー』に変わったといえます」(『こうして歴史問題は
捏造される』より。以下、引用はすべて同書)

日本人は歴史というと同じものだと思いがちだが、中韓のいう歴史と日本や
アメリカなどのいう歴史は違う、というのだ。

では、韓国の主張する「建国イデオロギー」とはどのようなもので、事実と
どこが違うのか。有馬氏の著書をもとに見ていこう。

韓国が教科書などで「歴史」として教えているのは、「帝国主義日本に対して、
われわれは独立運動を戦い、日本の圧政を打ち破って建国を達成した」という
「建国イデオロギー」があるという。

つまり、今日の韓国人の祖父やその上の世代が、国を守るために日本と独立戦争を
戦い、勝利した、というストーリー。
たぶん韓国というか当時の朝鮮王朝の自らの決断で日韓併合されたという黒歴史を
消し去りたいという願望があるんでしょう。

「日本は一度も韓国と戦争したことがなく、韓国に戦争で負けたということも
ありません。韓国という国は1948年になって成立しています。日本を打ち破って
建国したというなら1945年のはずです。

また、独立運動というのですが、韓国の教科書を読んでも、指導者や根拠地がころ
ころ変わり、どう見ても一貫性がありません。

いろいろな抵抗勢力が散発的にテロを行ったというのが実情です。
歴史教科書は、南京に臨時政府を作ったとも主張するのですが、これは国際的に
認められていませんでした。国際会議に出ていたというのですが、国や地域の代表
として参加したという実績はありません。

だからこそ、日本の敗戦後、韓国と北朝鮮はそれぞれ3年もの間、アメリカとソ連
に委任統治されることになったのです。
そのあいだに、アメリカとソ連の指導のもとに国を作る体制を整えて1948年に
建国したのです。

 連合国とくに米・英・ソが、日本が戦後再び大陸進出する可能性を考え、その
足掛かりを奪うという恣意的な理由で、朝鮮半島を日本から切り離すことをカイロ
会談で決めました。

しかし、朝鮮半島を空白地帯にしておくわけにはいかないので、戦後米ソ冷戦体制
のもとで自由主義と共産主義の二つの国を建国させることにしたのです。

ということは、日本と独立戦争を戦ったというのも、また、それによって独立したと
いうのも、歴史的事実ではありません。
これは歴史ではなく『建国イデオロギー』です。

にもかかわらず、建国後アメリカの意向をうけて韓国大統領になった李承晩は、
自分がかつて携わって、実らなかった抵抗運動を賛美し、しかもそれが建国に結びつ
いたと偽り『建国イデオロギー』を作りだしました。自分の大統領としての正統性を
訴えるためのフィクションです」

韓国と日本、間違った歴史認識を持つのはどちらなのか(デイリー新潮)
 Yahoo!ニュース


どうですか、ちょっと難しい話になるけど何となくわかってもらえればいい。
何にせよ、日本人なら少し調べればわかるような史実を完全に無視している。

それ以上に怖ろしいのが、本当に戦中戦後を体験した証言者の口封じをし、
歴史では一番重要な文献を読むというのがあるけど、こちらも漢字を廃止したことで
学者ですら読めないというのが最悪。

ご存知の方は世界四大文明じゃなく、韓国では五大文明として朝鮮半島由来の文明が
あったと教えているに至り、狂気すら感じます。
日本の古代もある程度の文明があったと史実はあれど、さすがに四大文明に立ち向か
うなんて考えたこともないですからねw

先ほどのが第一幕とすれば第二幕があります。

韓国建国は「1919年」 論争に終止符=文大統領

【ソウル聯合ニュース】韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は、ソウルで
開かれた光復節(日本による植民地支配からの解放記念日)式典の演説で、
「2年後の2019年は大韓民国建国と(大韓民国)臨時政府樹立100年を
迎える年」と言及した。
日本による植民地支配下にあった1919年の大韓民国臨時政府の樹立日を、
韓国の建国日と見なした。 

これまで9年間の保守政権は建国日を1948年8月15日とし、独立運動関連
団体などは臨時政府の正当性を否定するものだと反発してきた。文大統領の言及は、
建国日が1919年の臨時政府樹立日であるとの立場を明確にしたもので、
論争の再燃も予想される。


韓国建国は「1919年」 論争に終止符=文大統領

もう完全に学説とかそういうものじゃなく政治なんですよね。
これはパク政権のときにもありました。
そして必ず必要なのが対日闘争・・・

日本だと歴史教科書に関係するようなことを安倍総理が主張したらどうなります。
考えただけでも発狂する人たちが想像できますよね。
しかし韓国では中国の歴史のようにトップが主張すれば黙るんでしょうか。
ある人は現代でも易姓革命をしてると言ってますしね。

ただ、こういうことで考えると興味深いのが北朝鮮とは一致してない。
さすがに文大統領もそこのところは譲らない部分があるという。

詳しいことを知りたい方はこちらへ
どうして韓国では日本と戦争して勝ったことになってるの? 
韓国の歴史観はおかしい? – News U.S.


こうしたイデオロギーが根付いていたら、永遠の平行線ですわ。
たぶん、国自体が変わってくれないと無理だと思います。

こちらもわかってあげたいけど、さすがにこの歴史観には無理がある。
不都合な歴史も黒歴史もきちんと直視しないと、逆に未来は語れませんよw

絶望のまま今回の話は終わります。
しかし日本にもこういうバカがいると思うと情けないw