自分の学生時代にちょこちょこ出始めた24時間営業。
コンビニが出来たと思ったらあっという間に席巻してしまった。
当時はちょうどそんな黎明期だったと思う。

それから四半世紀近く、ここにきて曲がり角なんだろうか。
店員不足ということもあって、深夜早朝営業に負担がかなりあるという。
それでも利用客が多ければ止めることもないんだろうけど。

本当に24時間必要なのか、開いてたとしてもこれだけ数多くあれば、
ガソリンスタンドのように地域で輪番にしてもいいんじゃないか。
業界の工夫があった方がいいと思って注目してました。

そしたら、24時間じゃないけど正月営業の見直しというのが出てきた
というニュース。これは当然のことだと思う。

元日は休みます!コンビニもスーパーも 
News Up 元日は休みます!コンビニもスーパーも | NHKニュース

「マジか!閉まってる…」。来年の元日は、こんな声があちらこちらで聞かれ
ることになるのでしょうか?大手ラーメンチェーン「幸楽苑ホールディングス」
は400店舗以上の店で元日は休業すると発表。
外食産業で広がる元日休業。しかし、外食に限らず、スーパーや携帯ショップ
など元日休業を表明するところがいま相次いでいます。
やはり正月はゆっくり休むべき!?

幸楽苑が元日に休業 

会社によりますとこれまではすべての店舗で年中無休で営業をしていました
が、初めて「休業日」を設けることにしたということです。 

「幸楽苑ホールディングス」に理由を聞いてみると、「従業員に年末年始を
家族ですごしてもらうことによって、モチベーションを高め、顧客の満足度を
高めていきたいと考えています」とのこと。 

外食産業では、人手不足が深刻になる中、元日を休みにする動きが相次いでいて、
ファミリーレストランの「ロイヤルホスト」や天丼チェーンの「てんや」なども
大半の店で元日を休みにしています。 

スーパーも携帯ショップも 

そもそも元日営業が注目されたのは、1990年代。 
小売業の大規模店舗を規制する「大店法」があり、休業日数、閉店時刻などが
届け出制で規制されていましたが、規制緩和の流れの中で、2000年に大店法が
廃止され、大手スーパーなどで元日営業が一般的に広がっていきました。 

そうした流れの中で、大手スーパーダイエーが1996年におよそ9割にあたる
店舗で元日営業を始めました。 
いまも大手流通グループの店舗の多くが元日から営業をしています。 

正月に開ける意味は何?
他の店がみんな休むから、自分ところだけが開ければ儲かるはず、というわかっ
ちゃいるけど、そんな企業はひでぇ~なって感じw

気づけば日本にありがちな右に倣え!
そうしているうちに、犠牲もかなり増えたと思う。

まず正月出勤には特別手当てがいる。
そうすると正月特別料金が発生することもある。
今や週休二日の時代、以前のように長期休暇も少なくなり、盆も正月もヒット
アンドウェイかと思うようなとんぼ返りばかり。
一日のためにバカバカしいでしょ。

せっかく帰省したなら、田舎の家でのんびりすればいいのに、なぜか正月開いて
る特別料金のお店へ出向く。しかもババ混みw
年々バカバカしくなっていくんだよなあ・・・イベントごとみたいにね。

クリスマスも節分も、バレンタインも節句も・・・みんな廃れていく。
飽きるというより、何やってんだって目覚めていく感じ。

ほとんどのことが昔は出来なかったからイベントは大事だった。
ケーキなんてクリスマスだけ、お寿司を作って節分に食べる、チョコレートも
そんなのが常日頃いつでも出来るようになればイベントの役割は終わり。
なんていうか、自分たちで食いつぶしていった感じ。

今回のことが第一弾とすれば第二弾はコンビニの24時間も影響されると思う。
自分の場合は深夜も早朝も利用しない。
ほとんどは朝は7時以降、夜は11時まででしょ。

確かにドライブしたりすると灯りがあるのはうれしい。
それでも人を犠牲にしてまで便利さを追及するのもどうかと思う。
また昔のように戻っていくかな。