世の中には怒ってばかりの人がいる。
何が気に入らないんだかw

じゃあストレス発散すればと言うと、そういう人に限って
出来ないと言う。けっこうわがままが多い!

個人の問題に他人を巻き込むな!と言いたくなる。
辛さ、怒り、悲しみ、怖れを抱いているのはあなただけじゃない。

それをみんな隠して、人と会うときは不愉快にならぬようにそっと
心の隅に追いやる。そういう心づかいのある人が好き。

ネット番組に芸人のほんこん氏が出演。
彼は先日の米朝会談の取材に行き、見事トランプ大統領の会見に
入り込むことが出来た(どうも取材陣の若手が当選したみたい)

3000人近い中からの数十人だったという。
その強運は彼の心意気が純粋だからと信じたい。

その話の中で取材と言えば韓国にも行ったという話が出ました。
正義のミカタという関西ローカル番組。
朴一教授とともに慰安婦問題、対馬などに行ったわけですが・・・

元慰安婦という人に会った話では、本当に気の毒な境遇だと思う。
そんな人にあなたは本当は・・・なんて言えないw
最初に戻ると哀しみと怒りに囚われている人でしょう。

じゃあそういう人にどうしてあげた方がいいと思います?
いつまでも人を恨み、謝罪を求めるなんて血圧が上がるだけ。

死刑判決が出た死刑囚が執行まで過ごす中で、少しでも心穏やかにまた
反省の気持ちを持たせるべきということでか教誨師という方がいらっしゃる。
ある著名な本のなかに目を引いた一文がありました。

死刑囚自身の心の奥底に燃え続ける恨みの炎を消さないことには、平穏は
やってこない。自分が被害者と思い続ける限り、自らの手にかけた被害者に
思いを馳せることはなど出来るはずもない。

そんな心の状態に「処刑」という形でしかピリオドを打つことが出来ないの
だとしたら、あまりに不憫だ。

せめて誰かれ怨むことなく静かな心境で逝かせてあげたい。
それが自分の仕事だと思った。


誤解なきように、慰安婦の方と死刑囚を同列にしてるわけじゃないです。
同じにしてるのは人を憎しみ続けるということ。

例は書けないけど二人の死刑囚がいて、そのどちらもが凄まじい境遇のもと
一方は世間を恨み、もう一方は親を恨んで犯罪をおかしました。
そういうのもあって被害者のことなど省みない。
とにかく自分が、自分が・・・

同じように韓国でも、やられた、やられたばかり。
確かにそうだったと思う。

現在でも都構想とか、カジノみたいに何か新しいことをするのは嫌だという
人がいるんですから、外国人(日本人)がやってきて自分たちは良いことも
したと言ってもすべて受け入れられることはない。

ただ日本も言いたいことはあったけど、教誨師の方のようにとにかく平穏に
今後を生きてほしいと、当時の人が知恵を絞り約束事をしてきた。


完全にとは言わないまでも。
現行の裁判でも被害者を慰める知恵として、懲役と罰金を科し、懲らしめること
で復讐とか仇討ちをしないようにさせている。

それを日本に当てはめれば、極東軍事裁判の結果を受け入れ、多くの人が戦犯
として裁かれたし、日韓基本条約で賠償もした。
これ以上を求めるなら、それは宣戦布告ともいえる。

実際、第二次世界大戦は第一次で過酷な戦後賠償をさせられたドイツが、逆に
報復に打って出たものだという説もある。
追い詰められれば戦うしかないというのは歴史が物語ってる。
日本は軍事で対抗はしないだろうけど、報復段階になってきた。

韓国はそれでも日本が悪いというだろう。
しかし、ほんこん氏の韓国レポートでは慰安婦のおばあさんが暮らすホームの
近所に、慰安所を再現した博物館があったという。

驚いた、まさかと思った。
呆れて悲しくなった。

過去の傷を癒してあげるなんて嘘だ。
自分たちが日本にマウティングしたいがため、つまりは被害者として言い続ける
方便に悲しい境遇のおばあさんたちを利用し盾にしている。

感動する話の中には、悲しく辛い思いをした人が周囲の協力で過去を払拭し
後世は幸せに生きたというものがある。
元慰安婦の人たちにもそうしてあげればいいのに政治利用する愚劣さ!
絶対に許してはいけないと思う。

じゃあどうすればいいか。
坂東忠信氏の話でこういうのがありました。
日本人は手段が善であるか恥であるかを問題にする。
中国は結果で利益が出るか損が出るかで違う。
韓国は身分が上か下かで決めるのだという。

この論でいけば話せばわかるなんていうのは通用しない、残念ながら。
日本人は好きじゃないけど上下の差を見せつけないと無理という話。
確かに彼らはランキング大好きですもんねw

平穏を壊す者は徹底的に潰すべきだと思う。
それが本当の優しさってもんですよ!

酷いな・・・
手段を選ばない人たちに何を任せられるんだろう。