左翼という言葉を使うよりも最近ではリベラルの方を使いたがる。

リベラルは自由主義という言葉のはず、そこに個人主義や多様性などが
加わると思われるんだけど、日本国内では民進党が分裂し、保守を掲げる
「希望の党」への合流組と、民進リベラル派を集めた「立憲民主党」など
に分かれたのがきっかけで言い出した、違和感ありw

本家アメリカのリベラルは日本よりは芯があったんだけど、最近は先鋭化
し、過去の歴史について当時は合法だった奴隷制度下で使用していた歴代の
大統領や偉人たちを否定し、その銅像を破壊しようとする運動が凄まじい。

そういうのもあってか保守派は右傾化し、リベラルは極左化しているという。

さらにきっかけを与えたのがかのトランプ大統領。
個人的にはいうほどじゃないと思う。
なぜなら彼の演説では必ず「不法移民」という言葉を使っている。

アメリカは移民の国なんで移民を否定するのはイコール国の否定。
合法的な移民はまったく否定ししてないのにアメリカンリベラルは耳を貸さ
ない。そして象徴的な騒動になったのはメキシコとの国境の壁でした。

ネットのちょっとした残酷なサイトを知る者にはメキシコ麻薬戦争に関連した
恐ろしい動画が上がってるのを知っている。
イスラム国かはたまたメキシコマフィアか、残酷さの競演・・・

そういうのを見るとアメリカで流通しているのも原因なので、トランプ大統領が
なんとか食い止めようとしているのは理解できる。
そこに難民、違法移民の問題と重なり、自分としては正解がわかりません。
ただ日本を考えたとき、違法な人が来るのはやはり嫌です。

そんなこんなを思ってたらこんなニュースが出ました。
いい事例だと思うんで紹介します。

不法移民は「聖域都市」へ送れ! 攻め込まれたアメリカ民主党の本音と建て前

米国には「聖域都市(Sanctuary City)」と呼ばれる自治体がある。

不法移民に対して寛容な政策をとっている「聖域」という意味での呼び名だが、
むしろ不法移民の「保護区」のような存在だ。

不法移民というだけで逮捕したり強制送還されることはなく、官憲が在留資格の
有無を調査することも禁止している。
その一方で「不法移民の基本的人権も守られるべきだ」と、米国民同様に医療保険
や児童福祉、食料費補助(フードスタンプ)の交付も行われる。
自治体によっては運転免許の交付までもが認められている。

そこで移民問題に悩んでいたトランプ大統領が、不法移民たちを「聖域都市」に
送り込むと言い出した。

「民主党が大変危険な移民法の改正に同意しないので、不法移民を聖域都市に
住まわせることを強く検討している」
トランプ大統領は13日(現地時間)こうツィートすると共に、続けてこうも
つぶやいた。

 「左翼過激派は開かれた国境と移民たちを手を広げて迎える政策を良しとして
いるのだから、これでとてもハッピーになるに違いない」

ある種の政治的嫌がらせでもあるわけだが、トランプ大統領のことなので本当に
不法移民が送り込まれるかもしれないと聖域都市の方に衝撃がはしった。

 「これは現実の政策ではない。脅しの作戦だ」(サンフランシスコ市長)

 「トランプ大統領は人間を人質のように使う。大統領の空虚な脅しで聖域を変え
るわけにはゆかない」(ニューヨーク市長)

 「これはゲームではない。行政府の聖域都市に対する仕返しを強く弾劾する」
(ポートランド市長)


あららw
なんかこういうのって思い出しますわ。

例えば、動物保護とかも地元が困ってなんとか対応してほしいといえば、
かわいそうとか、殺すなとかいう。ならば自分たちがなんとかしろよ。
もっといえば、住んでみて言ってくれ!ってみたいな。

政府や役所にああだこうだ言うけど、いざ保育所、火葬場、ゴミ処理場が
近所に来ると猛反対する人、その多くがリベラルが多い。
運動が好きだからすぐにわかるw

トランプさんはそうしたところを上手く突いたなあって思う。
優しいことを言い。
物わかりがいい風にいい。
弱者の見方を装うような者たちに本当の聖人はいない。

さらにいえば、恵まれてる立場やいわゆる上級国民にもいないw
苦労を知ってる、悩みを知ってる、なかなか恵まれない・・・
でもそういうのを克服した人なんだと思う。
政治家やメディアなんているはずもない。

何より、自分が俗人であり、卑怯で臆病だと自覚してる人なんだと思う。
そうじゃないと綺麗ごとを堂々と他人お前では言えないと思うな。
調子のいい奴らって気持ち悪い・・・