京都の事件は時間が経つに連れて頭が痛くなった。
なぜ無垢な人たちが無残な死に方をしなければならないのか。
世の中に理不尽は数々あれど、命に関わるものは本当に悲しい。

現時点ではまだまだわからないことが多いんで、憶測で語るのは止め
わかっている範囲のことで気になることがある。

まずはガソリンをあれだけの量を簡単に買えるという現実。
いくら携行缶といえど、ちょっと無防備過ぎないだろうか。
今後は規制がかかるんじゃないかと思う。

今回の事故には謎がいくつか出てきてますね。
ふだんはシャッターを閉めていたのがたまたま来客で無防備になって
いたのが悔やまれてるし、犯人らしい人物が2~3日前に近所の公園で
目撃されていたという。
犯人はシャッターが開くチャンスを狙っていたんだろうか。

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これだけの建物に外階段がなかったのはなぜだろう。
外部からの侵入ばかりに気を付けると、内部からの避難が困難になる。
自分は地元消防に属してることもあり、わが家もそうだけど外出先で寝る
ときは必ず避難経路を確認する。

また普段、講演とか運動とかで施設を利用するときも考える。
万が一に備えるというのは、他人から笑われるかもしれないけど
それくらいでないと!

実際、火事の現場にはかなり出動してるんで、今回の動画や写真を見た
瞬間、脱出には発生から3分までが限界だったと想像する。
爆発後にどれだけ早く異変を認識できたか。

そして何よりあの黒煙の怖さは実体験がないと分からないと思う。
真っ昼間でも家の中が暗闇になりますから・・・

また新建材から発生するガスも相当。
自分は鎮火後に窓の外から家の中を確認した程度で、ほんの少し吸い
込み、しばらく咳が止まらず、涙が止まらなかった経験もした。
はっきり言って毒ガス、本当に怖い!

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↑のようなものが上がってて、もしもこの通りなら犯人が効率性を知ってて
まいたのか、それとも偶然だったのかがわからない。

ちょっと残酷だけどこういう写真もネットに上がってました。
被害者も写ってる可能性もあるんで閲覧注意です。

muri

内部の写真みたいだけど、あのらせん階段に暗がりで向かうのは無理
じゃないかなあ。最低でももう一方向の逃げ場がなかったというのは
残念で仕方がない。


ほんの少しの隙、ミスが大惨事につながっていたとしたら
小さなことを見過ごすのは慎重でありたい。

そこで思うのが話は少しそれて選挙演説妨害。
かの有名な方のツィートが上がってましたw
前回も触れたけど、昨日までいろいろ見聞きしてたら、野次容認派はけっこう
いる感じ。ただし野次=合いの手のように表現してました。
しかし、昨今問題になってるのはコール。
例えば話を聞かずに「アベヤメロ!アベヤメロ!」を連呼するみたいな。

望月氏のような大げさ、たかがこれくらいでみたいな意見こそが、少なからず
今回の京都の事件にもつながってると思うんですよ。
小さいことを許すと必ず大事が起きる。

妨害行為も、相手に届かなければ徐々に先鋭化する。
単なるコールから、集団化、それでも効果がないと知るや物を投げたり、
挙句は暴行やケンカに発展したり、さらには・・・その可能性大!

またネットには民主党政権時代に警察が排除してた動画もありました。
朝日新聞、罵声で演説妨害した連中を擁護!
一方、民主党政権はプラカード掲示だけで排除していたのに
朝日新聞はダンマリ! – 政治知新
相変わらずのダブスタw


一色さんの意見は当然。
聞きたい、聞いてから考えたいという人の権利はどうなのか!

ところで、こうしたこの程度がここ数か月騒動を起こしていると感じる
のが、ご存知の検察官や警察官を振り切る事件。
あれは保釈制度から起きてるそう。

ただ穿った見方をしてて、警察は失態を起こすことで世論の怒りを背景に
厳しい法案を作ろうとしてる可能性もある。
それでも国民の生命と財産を守るという見地から答えは簡単でしょう。

とにかく、今回の事件にしても本当に悲しい。
窮屈、気になるよりも個人的には監視社会でいいと思う。
管理社会よりはいいよ!
なにせ正々堂々と生きてますからw