消費税増税が始まった。
しばらくは10%が続くと思われる。
今回の増税は強権安倍総理だから可能だったもので、この先これほど
の人が現れる可能性は少ないと思われる。

ただその陰で走行税だの炭素税だの姑息な値上げが画策されている。
世界は減税の方向なのに日本だけは増税。
都合で世界を使い分ける連中に吐き気がする。

先日あるネット番組を見てたら興味深い意見がありました。
なぜ日本は国力が無くなってしまったのか。
その答えの一つとして右肩上がりが一段落し、次の国家目標となったとき
日本は節約、節制を選んだことが大きいと。

アメリカはご存知GAFAのようなネットを中心とした新ビジネスが登場し
世界を席巻、日本は先細りになるような政策ばかり。
そこには民間企業に自由競争を促すような方向性は少なく、規制をして
いかに自分たちの利権を守るかしかなかった国の愚かさを感じます。

その最たるものが加計学園に象徴される規制といま現在進行形の補助金
行政という気がしてなりません。
あいちトリエンナーレの騒動はそうした負の部分が既存メディアでは決して
報じられなかったのが、ネットで表沙汰になったものだと思います。

まずは補助金の使い道がどうなっているか。
自分も地元の所属団体で活動してると、その活動への補助金申請という
のにあたることがある。

県知事ほか名前を列挙し、ある程度書類が揃えば1億に近いお金を平気で
助成するという暴挙。

性善説に立つのはいいけど、問題が起きたときだけしか動かない。
こんな制度は止めるべきで、あるからこそ増税が必要になる。
つまり税金を減らして、寄付とか自由にさせた方が役人の差配なんかよりも
よほどいいものが出来ると思うんだけど。


嫌らしい論理とでも言おうか、意見を主張するときに人類共通の普遍の
価値観を金科玉条のように叫ぶ行為がある。
簡単にいえば世界平和、男女平等、格差のない社会・・・実現すればいいに
越したことのないもの、ただしその壁は高い。

最近はイデオロギーの対立よりもこうした価値観の現実と理想をかかげる
ことへの対立の方が上回ってきたといわれています。

それでも補助金についてはそこに巣くってる人が古いだけに、イデオロギー
によりぶら下がってる人たちの利権が見え隠れする。
今は見直されてると信じますが科研費なんかまさにそうでした。

話は完全にそれるけど、こんな政治が続いてたら確実に変化を望む声は高まり
現在の状態は100%変わると思ってます。

この度の選挙も自民党が思いのほか伸ばせず、既存野党はさっぱりでそこに
第三の政党が加わり躍進しました。
その理由はイデオロギーや憲法といった観念の話に疲れた人たちが、生活に
密着した部分をしっかりと争点化したことだとなんじゃないかと。

注目を集めるがためやや過激な政党もあるけど、手ごたえを感じれば今後は
さらに増える可能性と票も増やす可能性を感じます。

メディアと同じく政治もオールドなままだと早晩見捨てられるでしょう。
日本という国は東京という一部だけじゃないですから!