2019年10月14日

住処の位置

ラグビーの試合を見てて、先日のサッカー日本代表W杯二次予選
モンゴル戦とを比較したとき、印象がまったく違うことに気づく。

ラグビーの方は闘志を表に出す人、出さない人に分かれたとしても
役目として必ず相手に当たっていかなければならない。

その相手も自分と同じならまだしも、ほとんどが上の体格。
格闘技がクラス分けされている中でこんな不公平な戦いはあとは相撲
くらいかな。小兵力士が大きな体格に向かっていく感じ。
恐怖を押し殺しながらの献身的な姿に涙が出るほど感動する。

そして勇気あるタックルができるのはよほどの練習をしたんでしょう。
多くの選手が時間を犠牲にしてきたと、裏練習を隠すのを美徳とする
日本人の感覚と逸脱した言い方が逆に相当だったんだろうと想像する。

そしてサッカー・・・
前回格下のモンゴルに勝利したとはいえ内容はまったく面白くなかった。
そのときは何でかなあって漠然と思ってたんだけど、答えはラグビーを
見た後に出てきた気がする。

彼らは彼らなりに一生懸命なんだろうと思う。
しかし必死さが伝わらない。
もっと言えば、プロ選手は必死さがなくてもプレーが凄ければそれでいい。
でも日本人選手のなかでそこまで魅せてくれた選手もいなかった。

ならば新人の久保選手の登場を期待した。
しかし彼の起用もなし。
日本は連続出場できるようになったわりに横綱相撲的な試合ができない。

自分はモンゴルなら10点差はつくんじゃないかと予想したけど届く気配
すらなかった。
日本は相手に合わせるといわれる。
強い相手には善戦するが、格下には案外苦戦する。

テクニックのある相手にはそこそこいい感じながら、身体能力に優れた相手
だと後手に回ることもしばしば。
つまり格上にはそれなりの覚悟でがんばるんだけど、格下には気持ちが
入ってないように感じて仕方がない。

ラグビーの方は全試合が全力だった。
ただ歴史を考えるとサッカーの方が大会数をこなしているんで同格で語れ
ない部分はあれど、レギュラー争いや自分を売り込むという意味からも
もっとどん欲にもっと賢明であってほしい。

サッカーの方を擁護するとしたら、交代枠が3人というのはちょっとね。
せめて5人にしないと現代スポーツの中では面白さに欠ける。


今回の台風は被害以上にいろんな問題が噴出してきた感があります。
今までは局所の問題が語られていたのが、もっと大きな山、ダム、堤防と
いくつもセットで言われてる感じ。

公共事業と防災の問題はかなり難しい。
鍵となるのが1000年に1度、100年に1度という言葉。

この頃はそれが簡単にやって来る。
自分の人生を振り返っても20歳までは全国的にも大きな災害がなかったのに、
以降は地震、噴火、洪水・・・我が田舎でさえ経験済みです。

そして今まで経験すらなかった地域が次々とやられている。
ずっと昔に文献が残ってたようなところもまた。
そんなだから日本列島は毎年どこが被害を受けてもおかしくない状態。
今後の災害対策は特に反対派は感情だけでは難しい立場に立たされると思う。

そんな中で衝撃を受けたニュースがありました。
橋下徹氏の発言で元府知事、元市長という行政のトップを経験した人でないと
わかりえないタブーというか極秘情報です。

『橋下徹が日本の治水行政の裏側を語ってて鳥肌が立った…闇が深すぎる』

「下流域の都市部で氾濫したら被害が甚大になるから、淀川が大阪で氾濫
しそうだとなったら瀬田川で止めて滋賀で氾濫させる、大和川が大阪で氾濫
しそうになったら奈良で氾濫させる、そういうシビアな判断が行政には必要」

しかし冷静に考えれば地勢的にどうしようもないことでしょう。
先日もブラタモリで京都御所はなぜこの場所に建てられたかという特集でも
土地の状態と川の位置が理由となっていました。

土地というのはずっと昔から天災との戦いの歴史です。
そこに人工的ないろいろな工事を施し、少しずつ少しずつ人間が住めるように
してきたわけで、だからといって完全に解決されたものばかりじゃない。

大阪の問題にしても橋下氏はきつい表現をするから、どうしても反対にふれる
人が出てきてしまう。しかし冷静に考える人は仕方ない問題、当然だろうなと
いうのが薄々はわかってます。

土地は平等じゃないんですから。
地価であったり、建築基準、立地条件でいろんなことがありますよね。
ある場所では基礎工事に異常にお金がかかるとか、ある地域は他に比べやたら
安いとか、東日本大震災ではいにしえの人がここに家を建てるなと警告してた
言い伝えや文献も紹介されていました。

何より広島での大洪水では蛇落地悪谷という地名が話題になったように、
【戦慄】地名に入っていたらヤバすぎる漢字9選!
過去に自然災害の歴史があるかも、、 – edamame.

こういうのを参考にした方がいいでしょう。

橋下氏の論では大都市大阪を守るために地方を切り捨てろみたいな印象を
持つ人がいると思われます。
もちろんそれもあるけど、インフラ整備だけでは簡単に解決できない元々の
地形の問題の方がはるかに大きいと思う。

大阪でさえ上町台地と埋め立て地の部分はどうしようもないんですから。
これを東京に置き換えても富士山噴火、東京湾の埋め立てなど簡単には解決
できないというか無理な条件があります。

そういう点でどうしても冷血な判断とされがちな問題。
建てた以上は逃げられないながら、少しでも身を護る方法を考え、行政にも
協力してもらえる方向に努力していくしかないでしょう。

そういうのが何でも反対ではなく、対案をって言われるところですよね。

今回も一部の反対派によって後手になったインフラについて突き上げが
やってくるのは必至。
災害が起こればそうなることもわかっていたことだけに糾弾されるのも当然。
日本人はそうして災害と戦ってきた民族なんだと思う。

最後に、最近の浸水ニュースではほぼ確実に登場するのが養護老人ホーム
などの介護施設。
新設するには土地の安いところを探してるんだろうけど、そういうのは
やはり昔から避けられてた土地を利用してるのか。

頑丈に作られてはいるだろうけど、高層階には出来ないだろうから今後の
建築基準が気になるところ。
よく考えたらうちの地元の施設も以前に大水が出て出動しました。

防災ももちろんながら主不明で利用されない土地も多い。
有効に利用されればいいのに、手付かずのままで危険な土地を選ばざるを
得ない状況も何とかしてほしいものです。

何度も言われる山の対策と共に。


ハムスターの可愛さは異常!



taka1346yu at 23:36│ニュース