2007年03月27日

旅ゆけば-2-

人の旅話を笑っていられるうちはよかった。 まあ一人暮らしやバイクツーリングでそれなりに人生経験を積んでいると自信を 持っていたけどやっぱ海外は違う。国内みたく冗談や洒落ではすまされない。 おいらも空港でマシンガンをつきつけられたり、2メートルの巨漢の男とあやうく ケンカになりそうになったこともあった。 中東では観光地で物売りの子をかまっていたら10人以上に囲まれたことや、ある お店では高値をふっかけられ「今は金もカードもないホテルに戻って取って来る」 といって難を逃れたことやワインのらっぱ飲みで酔っ払いチップをたくさんぼられ てしまったこともあった。そうそう帰りのタクシー代がなくなり歩いて帰ろうとし たらギリギリセーフで助かったこともあった。所持金は160円くらいだったと 記憶している。 確か15カ国くらい旅したけどそれなりのエピソードつまりは恥の体験がある。 思えば失敗や後悔の連続から下調べや人の話を聞くという謙虚な姿勢になれたと思う。 じゃなければ「自分なら失敗しない、自分はおまえらみたいなことはない」 というような思い上がった人間のままだったに違いない。 したこともないことにチャレンジするのに完璧はないし、失敗を楽しむくらいの 余裕があれば逆にいろんなことが見えてくるというのを学んだ。 今では海外旅行は珍しくなくなり一度も行ったことがない人の方が貴重になった。 それでも「行った」というのと「体験した」のは似て非なるもの。 帰国後「どうだった?」と聞いて「日本人ばかりだった」「日本語が通じたんで なんか拍子抜けした」「食べ物がまずかった」なんて聞くとがっかりする。 だって自力で何かやろうとすれば道に迷ったり、誰かに尋ねたりすることくらい あるでしょ、そのエピソードが血となり肉となるはずだとおいらは思うし、それ こそが旅行の醍醐味であり彷徨うことが人生にも通じる。 団体やツアーだと観光も食事も買いものもすべて規定路線なってしまうでしょう。 ちょっと裏路地に行くとか、ぶらりとその国の交通機関を利用してみるとか、食事 も現地の人が行きつけのところにいってみるとか・・・ 小さい冒険でもしてきたならいいけど、じゃない場合はその時点で聞く気も失せる。 人生も旅と同じだとしたら・・・やっぱ恥を畏れないようにしたいな。 いろんな教訓があるんだもんね。 でも海外旅行に行けば人生を知るということでもない。 人生における旅とは?

taka1346yu at 01:06│Comments(0)TrackBack(0)街角 

トラックバックURL

コメントする

名前
 
  絵文字