以前NHKのドキュメンタリーで奥山さんという若くしてガン宣告され、
しかも余命がいくばくもないといわれた若者がNETで自分の闘病生活を
記し、例え自分が死んでも自分のことを忘れてほしくないと奮闘する姿を
描いた番組があった。
記憶が正しければジェネレーションジャングルという番組にも自殺がテーマ
のときに出演されていたと思う。
やせ細った姿でも力強く語る彼。
本当に命の灯火が小さくなっているのだろうか不思議に思った。
でも彼は死んだ・・・
死ぬ前の彼を見ていたときは漠然としたものがあったけど、現実に死を迎えた
彼のことを聞いたとき少なからず衝撃を受けた。
「死にたくない」と無様な姿をみせることで、「死にたい」を口にする同年代
の若者へのメッセージ。
死にたいと思わないけど、今のような世の中で生き続けたいという希望をもつ
のは難しい時代になってきたと感じる。
幼い頃はいろんなことで驚き、新鮮なことやしたいことがあったのに、いつし
か年齢と経験をつんだことでそういう気持ちになることは少ない。
マイナスの気持ちを持たずプラス思考でいこう!というのも、少しでも前向き
に考えていなくちゃやってられないという不安がその裏側にある。
私が知ってる元気な人々もノー天気に生きてる人はいない。
みんななにがしらかの不安や不満と闘っている。
それがわかってても、なんとなく自分が一番不幸だと考えてしまいがち・・・
人の死や不幸で、そういう人たちよりも幸せだという考え方はダメだ!と簡単
にいえるけど、でもそういう境遇ながらも闘ってる姿をみると勇気付けられる
もし時間があれば、そんな一人奥山くんの生き様を是非!
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