2005年06月28日

バンザイ族

「バンザイ族っていうのがいて・・・」 なんのこっちゃ?と思った。 あるテレビ番組でサイパンのバンザイクリフについて、日本から現地にやって きた若者に由来をインタビューしたものである。 これを聞いたときは心底あきれたと同時に、韓国と中国との間の歴史認識の 溝を埋めることはもはや不可能だとも感じた。 自国の国民の悲劇すらすら知らない、もしくは興味もないのにどうして他国が 味わった辛酸を知ることができよう。 一部の若者だと思ったら70%以上が知らなかった。 しかし戦場では彼らのような世を知らず、政治や世界情勢を知らされない人々 が「天皇陛下バンザーイ」と叫んで死んでいったのかもしれない。 戦時下と平和な世の中という違いだけで根は同じという気がする。 終戦60年後にして昭和天皇ではなく現天皇陛下ご夫妻が現地を訪問された。 私は遅いし、昭和天皇の方がよかったのになあと思っていたら、ご遺族の中に も同じような発言をされてる方がいたが概ね歓迎ムードであった。 なにわともあれ生き証人たちが残っている間に行かれたことは正解だと思う。 バンザイクリフや慰霊碑に黙祷されるお二人に姿に胸が熱くなった。 風景は青い空に青い海。 そこにアメリカの戦艦がひしめき、野と海から挟み撃ちにされ、次々に人が 飛び込んでいた場所とは想像できないほど穏やかなのが印象的だった。 戦争は嫌いだ!二度と起こしてはならない。 多分誰もがそういうと思う。 でも悲しみの歴史を知り、その原因を知ることを怠れば・・・

taka1346yu at 00:00│Comments(0)TrackBack(0)ニュース 

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