謀略史観は読むのは好きだけど、あまり信用していない。 それでも今回は少しそうなんちゃうかなあという気がする。 ライブドア、楽天そしてYAHOO・・・ 孫さんはヒーローになってる。 数年前にテレ朝や日本テレコム買収騒動などでは、かなり叩かれていた。 はっきりいってライブドアよりヒドイくらいだったと思う。 IT企業は今の日本社会では勝ち組だが、壁がいくつもある。 特に電話やテレビのような免許とか既得権益がちがちの場に参入するのは、 相当風当たりが強いと容易に想像できる。 いくら巨万の富があっても国・マスコミ・世論はなんやかんやいっても保守的 だから、新参者には厳しい。 そこでまず悪者を作り上げ、それを救うことで業界に食い込むという手法を 考え出したんじゃなかろうかとなんとなく思ってしまう。 三社ともお金の問題よりも今は自分達が何かを壊し、何かを作り上げる事に 興味があるんじゃないだろうかと。 そして水面下では見事連携してるという気が。 三人ともお山の大将だから、自分が一番になりたいと思うタイプでしょう。 それでも同じ業界で食いあってては先はたかが知れている。 ならばここでパイをとりあえず大きくする事に専念し、新規事業や既得権益を 薄めることに執心すると私なら考えるが・・・説得力ないか。(笑) もしこの戦略があまり効果がなかったとしたら、多分次は政界工作に移ると 予想する。そして官界、財界・・・ある意味その方が恐ろしいかも。 物事って今のことだけじゃなく過去そして未来も見てないとわからないよね。 5年後には意外な真相がわかるときが来るかもしれない。