そろそろ冬休み。
今はもうすっかり田舎になじんでいますが、この時期になると帰省した頃の
ことをふと思い出したりします。
夏に実家に帰るのと違い、年末はなんとなくしんみりするものがありました。
なんでかはよくわからないけど多分景色を見ててそんな気分になったんじゃ
ないかなと思います。
連日はまって見てる朝ドラの「ちりとてちん」
和久井映見がとぼけた母親役をやっててイメージ激変で驚きなんですが、
ところどころで良いことを言うんですよ。
それがけっこう印象に残るものがあってこの物語を引き立たせてます。
ドラマのキーワードの一つに「ふるさと」があるんですが、彼女のセリフが
なかなかよかった。
「あんたが生まれてくれて本当によかった。お父ちゃんとお母ちゃんのふるさ
とが出来たんや」「あんたにとってのふるさとは小浜やけど、落語をしていく
うちにこの大阪もあんたのふるさとになるんや」
「ふるさというもんは自分で作るもんや」
今ふるさとに暮らしているおいらですが、やっぱ短い間でも暮らし生活した
なつかしい場所、笑い泣き恋した時間を過ごした場所はふるさとなんだなあ
としみじみ感じました。
今の場所もそれらの生活をはさんだ前後ではまったく違うものだとも。
青春真っ盛りの若い人たちは何を思いながら帰っていくんでしょうね。
今はふるさとに向かい帰る。
でも今暮らした場所もいつかはふるさとになる。
ちょっと感傷的にらしくないことを書いてみました。ガハハハ
コメント