2008年01月28日

スキー場物語

ついにおいらにとっての冬が来た。 それはつまりスキーシーズンを意味する。 田舎者にとってのスキーは「仕方なく」が多い、つまり冬になって雪が降り 何もすることがなくて仕方なくというわけである。 ここで勘違いされるのは田舎者(雪国)はスキーが出来ると思っている人が けっこう多いということ、でもこれは日本人のほとんどが相撲と柔道と空手 ができると勘違いしている外国人と同じくらい事実と違う。 寒さが苦手な田舎者はこの時期じっと我慢をつらぬく。 おいらは冬眠と呼んでいる。 雪国の学校では年に数回スキー遠足というのがある。 都会の人からすればみな同じに見える地域も実際はかなり広い。 そのためスキー場に近いか遠いかでスキーをする回数はまったく別物になる 様は、田舎者が都会の人はあれだけたくさんコンサートがあるんだから、ほ とんどの人が見に行ってるだろうと思っているのに近い。 そしてこのスキー遠足で好き嫌いが決定づけられその後に影響する。 一応あるレベルまでは達するが、する奴らはとことんやるので、あまりしな い者が都会人より上手だとしても自分はうまいと言えない理由がそこにある。 またスキーの悲しさは道具や服装にあり、それらが通用するのは大体7年く らいだから、続けてない者が久々にやろうと道具を引っ張り出すとスキー場 で取り残されたような気分になるため止めてしまうのだ。 そんな厳しい現実がある田舎のスキー場に都市部の人たちがやってくる。 いや我々にとってやって来ていただける貴重なお客様だ。 同じ季節の遊びとして海水浴があるけど夏と冬では事情がまったく違う。 まず道具にお金がかかるし、海ならそんなに早起きしなくてもいいけどスキー では会社を終えるとすぐに出発しなければならないくらい。 なにせ駐車場がいっぱいになるし少しでも遅れると渋滞に巻き込まれてしまう。 ようやく近づいたとしても雪道対策ができてない車は脱落の憂き目に会う。 これが吹雪ならなおさら辛い、車の中は暖房で暖かいがタイヤにチェーンを 巻こうと外に出たとたん数秒で真っ白になる。 こんなとき女の子でも乗せていようものなら、いいところを見せようと焦る 男の子たちの姿がそこかしこに見え、「ちょっとくらい手伝ってやれクソ女」 という罵声が田舎者の車からひそかに投げつけられていることを知らないだろう。 逆にけなげに手伝う女の子を見ると純情な田舎者は目頭を熱くする。 こんなに苦労してスキー場にたどり着くのだ!

taka1346yu at 18:42│Comments(0)TrackBack(0)ひとりごと 

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