暇つぶしにエッセーを読んでいたらふと考えてしまった。 内容は新幹線の3人掛けの窓際に一人座っていたら5人家族がやってきたという話。 最初は進行方向を向いていたけど父親らしき人がくるっと回して対面にしたという。 その書き手の方が断ると父親は「チェッ」と舌打ちして元に戻した。 しばらくしていたたまれなくなり席を立ったという。 するとおばちゃんが「最初からそういえばいいのに」と捨て台詞を吐いた そんな話だった。 はじめはひとこと断らない失礼な家族いわゆるKYだし、話の内容はなぜか 関西弁だったということも加えておく。 いかにも厚顔無為な関西人家族の傍若無人振りを書いているが・・・ オイラも端っこながら一応は関西人。 観光地だから京阪神からやって来るし、もちろん暮らしたこともある。 友人知人も多いし親戚だって大勢いる。 確かに無礼な関西人は多いけど「フォロー」がある。 我慢して黙っていると「にいちゃん悪いね」と話しかけてきて、それをきっ かけにおせっかいの攻撃を加えてくる。 たぶん普通はこちらの方が迷惑に感じることだろう。 もちろん無礼な関西人もいるが多くは団体であったり、同性のグループなん かがほとんどだと思う。 家族連れでそういうのはほとんど知らない。 逆に書き手の我慢度が低いと感じた。 最近はモンスターなんちゃらが多いけど、それを告発する人の我慢度もはた してどうなのかという疑問がわく。 あとあしらい方が悪いばかりにモンスター化させてしまうこともあるでしょう。 というわけでこの話から思ったのは、このエッセーは作り話で関西人をステレ オタイプに語ったものではないかということ。 もし本当だとしたら書き手自身も我慢のハードルが低く、またあしらい方も 下手でモンスター予備軍のにおいを感じた。 オイラも気が短い方だけど実際怒るのは相当我慢してからで、ほとんどは我慢 している間にけっこう良い流れになったりして、後で短気を起こさなくてよか ったなんて事の方が多い。 今では少々なら我慢する(笑って読んでる人!怒るよ^^;) モンスター何ちゃらの人って我慢や忍耐のハードルが低いんちゃうかなあて思えてきた。 確かに後々のことなんて考えないもんね。 それもこれも人間関係の孤立とか他にも原因はあるでしょう。 ただしこちらもさせない努力というのを考えた方がいいのだが・・・ 何でこっちが我慢しなくちゃいけないかって?おたくはモンスターじゃないよね。