日本代表の試合が久々に大阪で行われた。 代表とはいえ初招集も含め「これが代表っていえるかな?」という思いが ほとんどの人にあったと思う。 サッカーファンならこの試合よりも明日の早朝にあるチャンピオンズリーグ 決勝のために、さっさと床に着いているかもしれない。 結果は4-0、ここんとこ冷や冷やした試合が多かったため、快勝はうれしい。 ただ日本人はオイラもそうだけどどうしても悲観的になる。 「チリはフルメンバーじゃない」「ベストコンディションだったんだろうか」 今後は厳しい日程が続くという。 そう考えると以前に比べ選手層が厚くなったことだけは認めるべきでしょう。 日本がまだW杯進出ができなかった時代、メンバーはアジアレベルでは勝てそう だと思ってたけど、それはレギュラーメンバー11人のみ。 一人でも欠場したり、補欠と代わればガタガタになっていた。 サッカー強国では有名選手が控えにいても、チームがぐらつくことがないため、 やはり日本がW杯まで行くには11人以外が大切なんだと思わされたものです。 そして実際願いがかなうと登録メンバー全員がそれなりのレベルじゃないと、 長丁場を闘うのは難しいことが実証されました。 目の前の勝利も大切ですが、やはり目標はワールドカップ本戦出場。 今では決勝トーナメント出場も視野に入れています。 そう考えるとセカンドメンバーをいかに充実させるか、岡ちゃんはかなり実験 してるから、オイラは楽観的に見ています。 そこのところが日本代表もずい分サッカー国らしくなってきましたね。 ただし今回出場したメンバーの半分はレギュラーになれないだろうし、そう じゃなければいけないとも思います。 だからこそ試合に出る人ばかりじゃなく、控えの選手、それを取り巻くJの 選手やスタッフ、さらにはサポーター全員が後押しをしてるという意識が 高まったとき、日本はサッカー強国の仲間入りをしたといえる気がしますね。