今日は伊良部選手の訃報を知り驚きました。
その前に阪神ファンにとって絶対の掛布氏の倒産のニュースもネットに上がっ
ていたので、元プロ野球選手は・・・と悲しく感じてしまいました。
なぜ日本を代表するプロスポーツなのに途中で辞めた選手や引退選手が恵まれ
ないのか、好きなだけにいたたまれない気持ちになります。
同じくプロスポーツや他の競技はどうでしょう。
Jリーグはきちんとセカンドライフを世話するし、バレーやバスケ、水泳など
多くの競技は指導者の道があります。
また相撲では部屋の時代にちゃんこ番をすることで、引退後はちゃんこのお店
など、飲食店を地道にやってる力士も多いとのことでした。
プロ野球は莫大な契約金や年棒はあれど、上手く生かされてない気がします。
メジャーでは代理人がいるのをご存知でしょう。日本ではマスコミが球団を
持ってるせいか、銭闘のイメージがあり嫌われている傾向にあります。
しかし彼ら代理人は単に球団交渉ばかりでなく、選手の給料をきちんと管理し
セカンドライフに備えた準備や年金代わりにキープしてくれていたりと、まさ
に一生付き合うという姿勢で保護しています。
日本では終わったらポイ、球団や放送局の解説、タレントなんかになれなかっ
たら、そのキャリアも終了です。
指導者になれる道でもあればいいのに、プロアマ交流の壁はいまだに・・・
伊良部選手以外にも元ヤクルトの高野投手も悲惨だし、そもそも多くの人を
賑わしてくれた選手達は今何をしているんでしょう。
非凡な才能を持った人たちだというのに悲しいのひとことです。
日本では大金を握ると必ずよからぬ人たちが近寄ってきます。
特に有名人ともなればM資金に始まり、きな臭い話だらけ・・・
実業家、事業を始めませんかなんて騙された人もたくさん。
そろそろ何とかしないと、本当にプロ野球の魅力はなくなると思いますね。