テレビがつまらないという声があちこちで聞かれる。
視聴率が低下し、スポンサーも離れ、高給だった局員の給与もだだ下がりだという。
その影響があるのか、ヒットソングというのがわからない。
以前はCMやドラマとタイアップしたものから火が点いていたため、テレビ離
れはイコールそうした流行も生み出さないことになっているのかも。
ネットではステマ(ステルスマーケティング)が話題になった。
一昔前なら当たり前のようにされていたのが、昨今ではそうした行為はあまり
好意的には見られてないみたい。
マーケティングつまり商売を前提にしているのだから、素晴らしいとか旨い
とかを連呼してしても信憑性がないし、アメリカではそうした行為は違法に
なるという記事も読みました。
一番近い感じでは通販番組など、どう見ても役者とか社員とかを使っている
ようなもので、「個人の感想です」という一応の逃げをうっている。
ステルスの場合は、それを隠しているのがよくないんでしょうね。
ひところ言われていた韓流もめっきり影をひそめてきました。
こちらは表立って話題にならなかったけど、フジテレビと同じく攻撃対象と
なった花王がフジのスポンサーを下り、フジ自体も視聴率がかなり低下した
という結果になり、メディアから無視されたデモの効果があったといわれています。
こうした動きを見ていると、大手メディアが流行を作る時代が完全に終わり、
ネットや他のところで流行したとしてもあっという間に終わる。
つまり、大ヒットといわれるものは期待できないということでしょうね。
そうなると、タレントや著名人は「大ヒット」という名のもとに高給が取れた
時代も終わりということで、スターと呼ばれるような存在が登場しにくくなり
つつあるのかな、なんて思ったりします。
でもそれは知恵の無い考え方で、新しいやり方があるのかもしれない。
人間の興味がそう安々と失われるわけがないのかも。
確かにiPadとかスマホなんかのようにヒット作品があるわけだから、今後
生まれてくるいろんあものがあるんでしょう。
一つだけ言いたいのは、やっぱ新エネルギーとかそういうものかも知れない。
いつまでも今のままだと閉塞感がある気がする。
ただしヒットとか流行のように一発屋じゃあダメだけどね。
みんなが驚くようなことがないかなあ・・・