2012年06月28日

危機感

「我欲を洗い流した方がいい」 東日本大震災の後、石原都知事がそう語り批判を受けました。 多くの被害者を出ましたたから、眉をひそめる人もいるだろうけど、オイラ も人智を超えた未曾有の災害に何か警告のような別次元のものを感じました。 実際検証が始まると、阪神大震災の教訓、過去の地震と津波の教訓、そして 防災計画や装置が作られていても使う人間の問題など、これらがきちんとされ ていれば被害はもっと少なかったように思います。 過ぎたことをあれこれ言っても仕方ないですね。 だからこそ現在を考えた時、さらに別次元の出来事が起こりそうな予感がします。 というのも、これだけ多くの人が困り、悲しみ、将来に対して絶望的になって いるというのに、のうのうしている連中が自分たちの利益や自己保身ばかり 考えたニュースが連日報道されているからです。 電力会社は何を考え、どこに向かっているのか。 少なくとも将来は「新しい発電方法を目指す」というのならわかります。 ただそれまでの暫定期間は原発でお願いしますなら少しは理解できるでしょう。 それなのに当面も将来も原発なんて言えるのは国民無視だし、巨大産業の驕り とかしかみえない。みんなの電力という発想がまったくないと思う。 だいたい廃棄物の処理すらできないのに、どうしろつうの? また自分たちをまず律してから増税論議を始めるべきなのに、その当たり前の ことすら出来ない為政者たちに必ず天罰が下ることでしょう。 過去の歴史でも絶大な権力を誇った人たちの凋落振りが記録されています。 我々が歴史を学ぶのはそうした先人たちの失敗を繰り返さないようにという ものであり、残した人々も未来へ向けてメッセージのはずです。 そうした流れから首都東京に何かが起こらないかと日々感じます。 三島由紀夫が書き残した・・・ このまま行つたら「日本」はなくなつてしまうのではないかといふ感を日ましに深くする。 日本はなくなつて、その代はりに、無機的な、からつぽな、ニュートラルな、中間色の、 富裕な、抜目がない、或る経済的大国が極東の一角に残るのであらう。 もう日本はなくなりつつあります。 しかしそれは日本のトップでしょう。日本人は素晴らしいと思っています、 ただ舵を上手にきる人がいない、リーダーがいない。 でも、日本の一地方の小さな街でさえ、そうした人はいません。 国のトップと同じように前例主義であり、みんなのために嫌われ役になる ことを避け、波風を立てる人を邪険にし、保守を身上としています。 鶏が先か卵が先か・・・ まずは個々人が我欲と闘う必要があるでしょうね。 それは自分の身に起きた不幸で初めて理解するのか、それまでなのか・・・ このままいけばまた確実に今まで以上の未曾有の出来事があるでしょう。 なぜなら畏怖の気持ちを忘れた時に必ずやってきますから。

taka1346yu at 22:58│TrackBack(0)ひとりごと 

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