少し違った話題のミカタ

注目の話題を中心に少し違う目線で感じたままを語ってます 暖かく広い心でお付き合い下さいm(__)m

2006年06月

今回のサッカー日本代表は上下ソックスともにすべてブルーだった。
これについておいらの記憶は曖昧なんだけどパンツのみ白のときに比べ、あまり成績がよく
なかったように思う。
だから最初ドイツ入りしたときにテストマッチでの全身ブルーユニに嫌な予感がした。
ただその試合はドイツに2-2の引き分けだったので安心はしてたんだけど。

おいらも一応サッカーをしているので観戦以外に気づくことがある。
サッカーの場合はほとんどがパスのゲームなので敵・味方を見分ける必要がある。
そのため試合では互いのユニフォームは見分けやすくなっている。
草サッカーでさえユニフォームを二枚持たなければならないくらい。

今の流行は白いパンツ、実はこれ競技中すごく見やすい。
以前の黒いパンツが主流だった頃に比べ格段の見易さがある。
ただしこれは上着が地味な場合、派手な場合たとえばブラジルの黄色のような場合は
特にパンツが目立たなくても認識はしやすくなる。

そして最初に戻って我が日本。
サムライブルーなんていう言葉に酔いしれて全身ブルーにしたのはいいが、選手にとって
認識はどうなのかと思う。これが赤系統なら話は違うけど、青だからねえ、目に優しい。
今回パスの相手を探すような仕草が見られれた。

技術の差はもちろんあると思うけど、視覚的な不利はなかったんたんだろうか。
それがずっと気になってました。
全身ブルーはサムライというより忍者みたい、相手から隠れられるけど自分たちも惑わされ
ちゃあ困りもの。とりあえずパンツは白にしてほしい・・・その方がカッコイイと思うしね。

昨日に続く、理想の道のりとは?、そして本当に言いたいこと。

理想は素晴らしいものが多く、誰もが納得するものが多い。
じゃあなぜそれに向かわないのか、実行すればいいじゃないか。
いつもそう思うしのぞむ。

よく観察すると理想を追う者は理想のみ、現実的に人集め、縁の下の力持ち、お金などを
考えていない場合が多い。
また目標が漠然としている。
「優勝しよう」「売上げを伸ばそう」「たくさん人を集めよう」・・・具体的な数字をあげたりしない。

「今期は何勝する」「売上はOOを目指す」「子供をターゲットに」と具体的にすることで実際に
どう動けばいいか、どうすればいいかを論じれるのにね。

昨日おいらが言い出した子も世話なんかは無関心だし、試合のみ興味があるといった感じ。
スポーツの試合だけでもしようと思えば人集め、会議、審判、会費、伝達など様々なことに
忙殺され、世話する者にとっては試合の勝ち負けよりも試合を成立させるだけでも必死。
その調整には辛いことがたくさんある。社会人ともなれば仕事や個性にも配慮しなければならない。
そして人は簡単に動いてくれないことを知る。

よ~くわかるのはいろんなキャンペーンでもそうだ。
輸血、骨髄バンク、寄付、ボランティア活動・・・どれもいいことだと思う。
でも実際には不足しているという声が多い。
悲しいかな頭と行動はかけ離れているもの、これが現実。

おいらは必ず二つに分ける。なんでもいいから世話役をしてきた者、まったくしてない者。
理想に向かいたい場合は世話役をしてきた人たちをより多く集め説得する。
まったくしていない者、つまり理想のみしかない者は切り捨てていい。
経験上いろんなことに首を突っ込んできたけど、この切捨てに失敗した組織は必ずダメになる。
理想に向かう前に団結するところから崩れていくことがほとんど、会議で終了てなことばかりだ。

書いているほとんどは絶望的な感じに思うでしょうが。
辛くても世話したり、縁の下でがんばれば長い時間かかっても必ず見てくれる人がいる。
そして力になってくれ、理想に少しずつ近づけることを知った。

今若い人たちが利己的だとか、責任感がないという声を聞く。
よく観察すると大人がさせていない、つまり子供の世話を大人がして、子ども自身がしてないもん。
そうして育ってきた者が理想ばかり唱え、現実から逃避しているように感じる。
そんな若者でも世話を頼み、我慢強くフォローしてあげれば・・・理想に向かうためのいい仲間が
増える。そして味方になってくれる。
・・・さあて、今回の子も、どういう風にしようかなあ・・・

今いろんなことを振り返るとこの言葉は重いと感じます。
昨日ちょうど地元の草サッカーチームの試合があり強豪相手に僅差の1-0で負けました。
終わった後、みなで話してるときに「OOみたいな感じでしたい」という意見があったんです。
それは強いチームならではの戦略で、確かに出来たら最高。
でも今の我がチームの現状であるサッカー経験者数、実力、練習量を考えると・・・

今の状況も悪くはないんですよ。万年最下位は過去の話、優勝争いとまではいかなくても2位、
3位が増え、近所の総体では地域1位のチームに2-1で勝つ大金星もあげました。
それは理想の戦術ではなく、個人の能力例えば俊足、ロングキックは他のチームより秀でて
いますから、そこから組み立てたものでサッカー経験者からみると邪道かもしれません。

でも自分達を冷静に分析しないとどうなるか・・・そう考えていろんなことを思い浮かべました。
今回の日本代表も自己分析の失敗だといわれています。
逆にオシムは今の手駒で何ができるか、適材適所が上手い監督と評価されています。
野球についても一番は足が早く、二番は送れて、三番は手堅く、四番は大きいのが狙える・・・
など定石が支配しています。
それだけの人材、才能がある程度集まっていれば可能でしょう。

おいらが今書いたのもプロチーム、社会のトップチームを意識したものですが、これが地域の
草スポーツや学校スポーツなど底辺のものになると最近では人も少なく難しい状態。
そこにスポーツの定石を当てはめるのはかなり困難だし、いろいろ見渡すといろんなチームが
かなりの経験をこなしてきた選手と初心者が混合するところも珍しくありません。
そんな中で楽しいことと勝つことは中々両立できないと言われます。

おいらもそう思う一人で、どちらに加重を置くかで方向性が変わると考えてきました。
でも適材適所で勝つというのはそこから考えるとちょっとずれるけど、新しい方向なんじゃないかと
思いますね。そしてまずはおのれをしること。
一般的なスポーツがこうなんだから、よく考えると他にも同じことが言える気がしてきました。

奈良での高校生放火事件も父親は長男に厳しくしつけていたようですが、自分の理想ばかりで
長男の適正は考えなかったんじゃないだろうか。
最近テレビで中小企業や個人事業者の成功が紹介されますが、多くが大企業にできないことを
考え、自分に何が出来るかを冷静に分析しています。
理想は必要ですね、勝つ、成功する、医者になる・・・ただそこに至る道のりに理想を入れると
間違ってしまう気がします。理想の道のりではなく道のりには現実を!じゃないでしょうか。

W杯の決勝トーナメントの白熱ぶりは凄まじい。
過去の大会では得点シーンが面白かったが、この大会ほど得点に至る過程またその組み立てが
面白いと感じるものはなかったと思う。つまりはかなり良い大会になっているということ。
本当に実力があり、戦術も整ったチームが残っている。
その上に執念と気迫があることも忘れてはいけない。
スポーツに根性はいらない、根性は技術と体力が行き着いた人の世界であって、そこまでにない
者にはまずは技術と体力が先決と常々思っているが、決勝Tはまさに根性の闘いになっている。

それでいくと日本が残れなかったのは仕方がないといえる。
ジーコの総括に日本は好・不調の波があると言っていたが、それについても技術と体力不足の
証拠だと思う。ジーコはわかっていたはずなのに・・・
そして監督未経験者を代表監督にし、選手の自由意志を尊重するというのは時期尚早というサッカ
ーファンの声を無視し続け、ジーコを監督にさせた一番の責任者はその批判をかわすべくいち早く
オシムを指名した。

オシムはここ最近よく報道されているから書く必要もないが、千葉が大躍進をし始めた頃から注目
され、おいらも千葉を応援していたかめさんから聞いていたので注目していた。
本当に適任だと思う。でもまずは自分の責任が先なんじゃないかなキャプテンさん。
福井総裁のように法に触れてはいないけど責任からは逃れられないと思うよ!

それにしても千葉ファンはどうなのかなあ。テレビでもそこのところはあまり報道しない。
代表監督になるからには後任が必要なんだけどね。
でも日本サッカー界とその未来のためにも是非お願いしたいです。
今思うと先にオシムにしてもらって次にジーコだったらまだマシだったかなとも思う。
そこまで擁護するつもりはないけど、ジーコさんの貢献というのも忘れてはいけないと思う。

近々8強が決まる。
そこに日本が・・・なんてことは思わないようにしたい。
ゼロからスタート!まずはアジア予選突破そしてW杯一勝の初心に戻りましょう。
選手もファンもね。

奈良の自宅に放火した高校生の事件に驚いていたら、大阪では大学生同士の女性を巡る争いが
悲惨な生き埋め殺人にまで発展し、ガクガクブルブル・・・

奈良については同じような家庭環境は他にもあるはずなのに、なぜあそこだけ?
少年は父親にちくる母親を憎悪とありました。
父もスパルタで育ってきた医者の一族。少年には心休まる母とかじいちゃん、ばあちゃんがいなか
ったんでしょう。厳しいのは悪いことじゃないと思うけど、どこかで優しくフォローするバランスがない
と良くないなあというのが今のとこの感想、だけど今後また違う話があるかもしれません。

大阪の大学生の事件。これが東京しか知らないコメンテーターには難しいみたい。
なぜ大学生が、なぜギャングでもない彼らが・・・
ちゃうんですよね。関西の若者は一般人もみなガッツがあります。
東京で私が得た印象は「集団化」しないとこちらの人間は凶暴化しないけど、関西人は普通の奴
でもいざとなったら凶暴化します。

今回のミスははったりの応酬とどちらも引き際の悪さが目立つ。
気軽にやくざなんて言うべきじゃないし、殴るだけならまだしも金を請求したりとちょっとなあ。
そこまできたら普通は警察が動くのにさすが布施署、日常茶飯事なんでしょう。
でもや~さんに失礼だよな、あの人たちはきちんと考えているぞ、彼らに下手に近寄らなければ
危ない話なんてまず聞かない。
なにわともあれ引き際を知らず、プライドが変にあると・・・
こういうことまで発展するという典型的な事件という気がしました。

ず~とドラマを見ることがなかったのに、最近は「チャングム」を見てます。
きっかけは韓国に行ったとき、あちこちに四天王の写真があって何気なく見ていたら、その中に
場違いな感じの宮廷ファッションのドラマの写真も見かけました。
「チャングム」って言うらしい。

市内観光では宮廷に出かけたこともあり、そこでも「ここでチャングムの・・・」という日本人観光客の
声と我らのガイドをしていただいたキムさんも「チャングムでは・・・」という説明。
とにかくチャングムの大合唱。

つまらんだろうけどまあ見てみよっかと、確か20話前後から見だしたんですがはまった・・・
韓国映画はいくつか見てもドラマの方は「恋愛」「事故」「記憶喪失」「別離」「再会」・・・いくつかの
キーワードばかりが共通するワンパターンだと思ってたら違いました。

また主役のイ・ヨンエさんはおいらが「JSA」という映画を見てて綺麗な人だと思ってた役の人だと
気づくのにしばらくかかりました。他の出演者もいい。
今後半に入りました。前半は宮廷料理人、後半は医女。
途中から見ても結構わかりやすいと思いますよ。

また、これからの展開が急変していくのも見逃せません。
ドラマをよく見てる人だとこれ以上薦めるのもなんなんで、おいらのように見てない。
もしくは見たいけど最近はいいのがないなあという人にお薦めします。

途中からでよくわからない人はこちら「チャングマ」サイトでストーリーを説明しています。

今回のW杯日本代表で予選突破に次ぐ話題の中心はヒデ。
WBCでイチローが見事にけん引役を努め、結果も出したこともあり、同じようなタイプに思われて
いたヒデがはたしてどうなのか練習から注目の的。ただ共通点とそうじゃないところもあるから
同じ条件で論じるのは酷というもの、ここからは完全に私見です。

共通点はそれぞれ日本のサッカー・野球界では現段階においてのトップ選手。
そして選手としては一流でも個人主義を優先し、集団になじまないイメージがあった。(日本国内)
それは個人成績がよくてもチームリーダーにはなれないということからかもしれない。
海外進出し名声を博した二人、数年を経てともに成熟期に。
インタビュー嫌いで質問するメディアにも問題があるというが・・・。

ここからは少し違う点で、イチローは野球界のトップ大リーグで申し分のない成績と名誉を得た。
行き着くとこまでいったと見ていいでしょう。
かたやヒデは行き着いたというところまでいってないし、ここ数年は低迷気味。
今回のW杯で奮起し、アピールの場であったともみることができるし、個人的な評価は上々。

イチローは期間中、特定の選手やチームのことでマイナスイメージが起きるようなことは言わなかっ
た。そのかわり「自分にとって屈辱的・・・」「このチームならやれる」など上手に鼓舞していたように
感じた。ヒデは「課題が多すぎる」「このままでは予選通過はできない」など確かに現状はそうであ
っても叱責ばかりが多く、具体的に自分ががんばっても周りを鼓舞することはなかった。

想像だがイチローはチームメイトに「おまえならやれる」「やればできる」的な言い方をしてた感じが
するけど、ヒデは「なぜやらない」「なぜ出来ない」という言い方のような気がする。
同じような言い方だけど上からか同じ目線かでずい分印象は違う。
ここでプロなんだから結果がすべて、仲良しグループではダメだという意見もあるでしょう。

以前、アナハイムエンジェルスの国際編成担当タック川本さんの講演会に行き、興味深い話を聞き
ました。それがヒデの今回のことに関連してる気がするので紹介させていただくと・・・
大リーグでも上手い奴はゴロゴロいるそうです。ただ実力だけでスカウトできるかというと、ご存知
のように広いアメリカ国内を一年間ずっと同じ仲間で移動するので協調性のある人間でないと中々
メジャーまではあげてもらえないということでした。

恐ろしいのはあるチームで性格的に失格の烙印を押されてしまうと、次にどこかのチームに行きたく
とも手をあげてくれるチームはいなくなるとのこと。チームの不協和音を一番恐れるそうです。
ここのとこは野球とサッカーというスポーツの性質の違いがあり、野球では監督の権限が強いため
理解できますが、サッカーはそれに比べると比較的ゆるいかもしれません。

それでも欧州や南米リーグでも監督と選手の対立はちょくちょく記事になっているのは有名。
ヒデがクラブチームで使われない遠因に協調性のなさ、使いずらい何かがないだろうか。
野球は打つ、守る、走るとサインはあるが個人の領域が多く、サッカーは完全にチームプレー。
一人がんばっても無理。

あとメディア戦略が最近は重要になっているので、インタビューでも細心の注意を選手に言い渡して
いるとのこと。今回のヒデのもので「話を聞いていましたか?」などという言い方、かなり失礼な気が
したのはオイラだけじゃないと思う。サッカー選手として立派でも人としてどうなのか。
こういう何気ない行動がチーム内にも近寄りがたい人というイメージをつくると思う。
よく有名選手などにはにこやかにふるまうが、彼が子供やファンに対応する姿はあまり報道されな
い。それはしているのかもしれないけど、メディアを敵にしているからかもしれないね、損だなあ・・・

イチローも同じようにインタビューについては「勉強してくれ」的な態度で、まあ一部の週刊誌やなん
かに下世話に書かれてしまうから理解できる、それに最近はずい分変わって柔軟になってきた。
TVなんかの場合は言葉だけじゃなく表情や態度が伝わるから考えないとね。
今回、ヒデに関する多くのものは記者が別に失礼じゃなかっただけに不愉快に映った。

結局注目されたヒデはイチローにはなれなかったし、そういう素地もないでしょう。
この間まで「儲かればいい」的な金持ちの方々が世に出てきたとき、喝采をおくる人たちがいて、
今回のヒデの態度にしても「当然」という人たちとなんとなく共通点を感じる。
優れた人、結果を出した人は確かにスゴイとは思うけど・・・
そういう人が人間的に尊敬されるようならもっといいのになあと思うな。

ヒデが変わるような気がしていたのに残念、ただ彼の怒りも理解してます。
それでも、そこを一段越えてジェントルマンになることが彼のためでもあると思う。
彼を知る者、彼のファンはよくわかっているかもしれないが、誤解を与えてしまうのは決して良い
やり方とは思えない。

ホイッスルが鳴った瞬間、ヒデじゃなくてもその場にへたり込んだ人は多いでしょう。
ブラジル戦は4-1の完敗。
いいところがあった、なかったの問題じゃないと思う。
控えが半分いたとはいえ選手層が厚いブラジルのそれは決してセカンドクラスではない。
また消化試合とはいえ、日本に先制を許したのは彼らのプライドをゆすぶった。

だいたい1-0、2-1のような一点差負けというのは実力もそんな差がなく、勝っても負けても
たまたまという要素が強い。実力がかけ離れていてこの差なら、強い方に何かがあり、弱い方は
たまたま調子が良かったということもありうる。
これだと同じメンバー同士なら何度やっても特に大差はないと思われる。

ところが2-0、3-1のような二点差負けというのは話が違う。
こちらはたまたまとか、運ではなく負けるべくしての負けで、戦略もしくは技術、実力に確実な差があったということになる。
このくらい差がひらく相手に同じメンバー、やり方で勝つには相当難しく、次回やったら勝てる見込
みがあるというものではない。メンバーや戦術をある程度変更しないと絶対に無理でしょう。

だから三点差以上となるとサッカーの世界ではどうしようもないということ。
すべてにおいて差があり、勝とうと思えば根本的な見直しどころか一から変えなければならない。
三点以上は5だろうが、8だろうが、変わりがない。
昨日の日本もあと1.2点は入っていたが、GK川口が良かったからというものだった。

三点差負けははっきりいって三連敗と同じくらいの衝撃。
クロアチア戦で引き分け、勝ち点1が入ったと喜んでいるのも恥ずかしい。
予選三戦し7点入れられて得点が2。これが今回の日本代表の結果ということ。
言い訳も出来ない内容できちんと目を向けなければならないでしょう。
ただ以前の日本と違うのは今回のメンバーがベストじゃないということ、そこにまだ活路がある。
最低でも6~7割くらいのファンが納得のいくメンバー構成と戦術がほしい。

友達と話すんだけどワールドカップは厳しい反面、勉強にもなる。
今回クロアチア、オーストラリアのような体格に差があるチームとやったが、ブラジルは小柄ながら
まったく意に介していないし、日本はそれでいけばスペインやメキシコのような戦術を見習うべき
だと思う。南米とか欧州ではなく同じ体形で強い国のスタイルが参考になりそうだ。
また強豪国は日本の組織能力を誉める。今回その長所はまったく生かされなかった。

ジーコはなんやかんやいっても頑固で思い込みが激しく、それもある程度必要で加地なんかはいい意味で育ったけど、それ以外の選手でジーコに見出されたという印象はない。
彼の現役時代は黄金のカルテットとよばれながら、優勝には遠く及ばなかった。
いい選手がいたのにそれだけ難しいということでしょう。日本はその選手さえまだなのに・・・

結果は残念だったけど、惜しいというレベルじゃないのがかえってよかったと思う。
4年前の日韓大会は善戦し勘違いしてしまった「日本は世界と互角」だと。
その結果サッカーを取り巻く環境に厳しさをもたらさなかったんじゃないかな。
今回の惨敗はあのドーハと同じくらいに衝撃的だった。
でもこれで強くなれる。
もう一度自らを省みる謙虚な目が向けられると思ったのはおいらだけじゃないと思う。

とにかくジーコジャパンの4年間は終わった。でも日本はこれから再スタート!

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