今日はすごく不愉快な気分になった。
TVも学校も病んでますなあ・・・
番組はTV朝日、昼のスクランブルというワイドショー。
この中で秋田事件についてやってたんだけど高校時代の卒業文集だろうな、容疑者の昔が垣間見
られるからとどこからか仕入れてきたんだろうが、これがヒドイ酷過ぎる。
同級生からの寄せ書きには「二度と帰ってくるな」「もう会いたくない」など目を覆いたくなるような
ものと、何かの順位だろうがサイテー人間のようなものを指し示すものや、彼女が将来どうなって
いるかというもののには「犯罪者、詐欺師、自殺・・・殺人」など罵詈雑言の嵐だった。
ここではっと我にかえる。二つのことを思った。
まず第一にここの高校教師は一体何を考えてこういうのをさせているのか。
自分達のころを振り返っても同じようなひどいことをしようとしていたことがあるが、それでも担任が
チェックし、おふざけとわかっていてもこういう悪口は修正をさせていたものだ。
子供は残酷なので大人の知恵、知識による注意をしていなければ歯止めなくやる。
彼女の高校時代のことよりも出身校のアホさがよ~くわかった。
次にTVでは隠していたが彼女以外にも罵詈雑言は多かった。
決して一人に対するものではないのに、TVの悪意ある編集も感じられた。
いまや彼女の悪という絶対的な立場は変えられないだろう。だからといって反論もできない、間違っ
て報道されても裁判沙汰にもできない者にここまでの仕打ちは当然といえるだろうか。
番組中、北野大先生が「よくこの高校はこんなものを出させますね」と批判、そして暗に番組自体に
もこういうのを引き合いに出すのはどうかやんわり批判していた。
彼は北野武の兄、毒舌といわれる弟が行過ぎないところで上手に批判するのもこういう兄がいた
からなのかなと思った。自分の周囲がだ~と流れていくときに冷静に歯止めをかけてくれる人は
一瞬ウザイ気もするけどバランス感覚には重要だと感じる。
本来はメディア自身に求められるのに・・・
そういえば最近はこの秋田事件をはじめ、村上氏、日銀総裁など自宅に押しかける姿が映される
がどれもこれも「なにかひとこと」ばかり、もうアホ・バカの世界でしょう。
本当に国民の知る権利を考えるとしたら「会見をされる予定は?」そう聞くべきじゃない。
彼らの姿には「わが社にだけ」「わたしにだけ」のような取材にしか感じられない。
「多くの国民が・・・」なんつうことを言うな!会見だけを要求しろ!
ハアハアハア・・・書いてて興奮してしもた。
こんなんだから変な規制法案が出るんだろうなあ、そしてそれに反対できない複雑な思いもね。