少し違った話題のミカタ

注目の話題を中心に少し違う目線で感じたままを語ってます 暖かく広い心でお付き合い下さいm(__)m

2007年03月

今日は少年サッカーで6年生を送り出す日になった。 上達しこれからという手ごたえのときに去っていく彼ら、ちとくやしい。 最後はゲームをしたり親睦会になるんだけど、こんな日に雷を落とすことになった。 ゲームの最中、自分たちのチームが負けたのを別の子のせいにし泣かしたからだ。 その子は実力がありチームの中心、泣いたのは出来ない子。 おいらの本当の雷は滅多に出さないため凍りつかせてしまった。 またそうして怒ったことが正解だったかどうかわからない。 そんな風に考えると怒るのってやっぱ疲れるな。 見て見ぬふりが一番楽なんだけど、泣かされた子がおいらのところにやって来た。 そんなこともあってどうにも我慢ならなくなり結果感情に任せてしまった部分もある。 技術を教えるのは簡単だけど心ってほんま難しい。 前日テレビで学校のいじめの番組を見てたこともあり、影響されたかもしれない。 先生は一年で生徒との関わりがなくなる。 でも、おいら達コーチは近所のおっちゃん、彼らとは一生の付き合いになるだろう。 彼らが望んでなくても成長、行動は気になるから。 今日はバタバタしたんでフォローが不十分だった。 泣かされた子はもう大丈夫だったけど、怒った子に話をする必要がある。 ほんまどの子もカワイイ。 怒鳴ってもときには罰してもついてきてくれるんだもんな。 ただカワイイからなんとかしてあげたいと思うんだよね。 悪いけど人間的関係がないとこちらもなかなかパワーを注げないもん。 今までたくさんの子と関わり、上はもうすでに立派な大人になってるのもいてたまに 出会うとこんな人間でも笑顔で話に来てくれる。 あのとき怒ったのはどうだったかな、あのときこうしたのは・・・ 聞くと彼らは覚えてるし懐かしいそうに話してくれることもある。 そういえばおいらを叱ってくれたりした人も・・・やっぱ信頼関係なんだよなあ。 今回の答えも出るのは十年後だと覚悟している。

ようやく日中は暖かくなってきた。 スポーツの予定も次々発動し始め、四月そして春を感じる。 ただ喜んでいる人が多い中で「晴れると鼻が・・・」なんていう花粉症の声も。 かわいそうな気もするけど自分もいつなるかちと怖い。 明日は夜桜祭りがあるという。 桜の木を見てないけどたぶんまだつぼみが多いだろう。 満開はもう少し先になるかな。

週刊誌に大学の合格情報が出てた。 毎年読んでるんだけど驚いたのは賃金の格差も開いてるけど学歴もいよいよ地方と 都市部では開いていってるなあということ。 おいらの頃はまだ地方の人間やお金持ちじゃなくても頭が良い人は、奨学金制度も あったしいわゆる「いい」ところへいくチャンスはかなりあった。 現に友達も現役、浪人でそこそこいいとこに行った者は多い。 でも今ならどうなんだろう。 完全に都市部のしかも私立や有名校がごっそり持っていってる。 そして地方の名門校でさえその力に以前より差が出てきているように感じた。 なんでこうなったんだろ? ちと考えるとやっぱ競争力がなくなったことちゃうかな。 いやそうじゃなくて学校がなくしたからかもしれない。 最近はそれに批判があるんで少し盛り返してきたけど、一時は徒競走の順位なしとか 通知表の順位なしなんていうのも聞いた。 多分これ以外にも強制的なものに関してはなくしていったんじゃないかな。 こんなことを聞いたことがある。 「地方に行くと若い連中で勉強もスポーツもしない。そしていい車に乗って就職は 地元ってパターン多いでしょ。ありゃあ下手に頭がいいと大学に行くとかで都会に 出てしまい帰ってこなくなるからね。親もその方がいいし・・・」 「そして学歴のある親からしても競争力が減るほうが我が子がうかる確率が高い、 だから地方ではバカを育てるんだよ。」 なんていう陰謀論がネットにもあったし、そう話す人も一人や二人じゃなかった。 これについてはさらに詳しく本当にそうなんじゃないかと思うほどの根拠まで示され ているけど、差別的な内容もはいってくるのでこの辺りにしておく、でも調べれば ネットなんかだと残っていると思う。 どうなんかなあ、嘘か真実かわからないけどまんざらっていう気になった。

海外旅行を体験すればよりよい人間になれるのか。 しかも団体ツアーじゃなくて個人ならば・・・ そんなことはないですよね、中には世捨て人みたいな旅行者も多くそういうのは 日本で馴染めなかった人や良からぬ目的例えば薬や売春を目当てに旅する者も いると聞く。 だからおいらは「恥をかく」というのを主眼に置き、次に自分という人間の後ろ盾 のないところに身を置いたとすればそれはすべて旅だと思う。 もうすぐ四月になればたくさんの人が独り立ちしたり、あるいは新しい職場や環境に 向かうことになるでしょう。それもまた旅ですよね。 また国内でも普通の旅行ならそうでもなかったけどバイクツーリングでお金もなく 野宿しながらの旅も海外旅行に匹敵するものがあったと思い返す。 我が地元の英雄冒険家の植村直己さんの特集が先日NHKで放映された。 彼は日本を代表する冒険家の一人で数々の偉業を成し遂げたが、その彼が大学卒業後 就職も出来なくて単身アメリカに渡った時がなによりも一番の冒険だったと語った。 なるほど・・・ 独り暮らしも、バイクツーリングも、知らない街でのアルバイトも、知らない人ばか りのところで働くことも、チームや団体に所属することも・・・みんな冒険であり 旅なんだなあ。そして昔体験したとしても今もし続けることが大切だと思う。 少しの勇気と恥を畏れない気持ちそして行動力、考えればワクワクドキドキしてきます。 さてさて旅してみますか!!

人の旅話を笑っていられるうちはよかった。 まあ一人暮らしやバイクツーリングでそれなりに人生経験を積んでいると自信を 持っていたけどやっぱ海外は違う。国内みたく冗談や洒落ではすまされない。 おいらも空港でマシンガンをつきつけられたり、2メートルの巨漢の男とあやうく ケンカになりそうになったこともあった。 中東では観光地で物売りの子をかまっていたら10人以上に囲まれたことや、ある お店では高値をふっかけられ「今は金もカードもないホテルに戻って取って来る」 といって難を逃れたことやワインのらっぱ飲みで酔っ払いチップをたくさんぼられ てしまったこともあった。そうそう帰りのタクシー代がなくなり歩いて帰ろうとし たらギリギリセーフで助かったこともあった。所持金は160円くらいだったと 記憶している。 確か15カ国くらい旅したけどそれなりのエピソードつまりは恥の体験がある。 思えば失敗や後悔の連続から下調べや人の話を聞くという謙虚な姿勢になれたと思う。 じゃなければ「自分なら失敗しない、自分はおまえらみたいなことはない」 というような思い上がった人間のままだったに違いない。 したこともないことにチャレンジするのに完璧はないし、失敗を楽しむくらいの 余裕があれば逆にいろんなことが見えてくるというのを学んだ。 今では海外旅行は珍しくなくなり一度も行ったことがない人の方が貴重になった。 それでも「行った」というのと「体験した」のは似て非なるもの。 帰国後「どうだった?」と聞いて「日本人ばかりだった」「日本語が通じたんで なんか拍子抜けした」「食べ物がまずかった」なんて聞くとがっかりする。 だって自力で何かやろうとすれば道に迷ったり、誰かに尋ねたりすることくらい あるでしょ、そのエピソードが血となり肉となるはずだとおいらは思うし、それ こそが旅行の醍醐味であり彷徨うことが人生にも通じる。 団体やツアーだと観光も食事も買いものもすべて規定路線なってしまうでしょう。 ちょっと裏路地に行くとか、ぶらりとその国の交通機関を利用してみるとか、食事 も現地の人が行きつけのところにいってみるとか・・・ 小さい冒険でもしてきたならいいけど、じゃない場合はその時点で聞く気も失せる。 人生も旅と同じだとしたら・・・やっぱ恥を畏れないようにしたいな。 いろんな教訓があるんだもんね。 でも海外旅行に行けば人生を知るということでもない。 人生における旅とは?

いいテレビもないし久々に旅の本を読んだ。 旅といっても危険な目にあったとか騙されたとか痛い目にあったというような エピソードを集めたものでバックパッカーでの体験談になる。 旅を人生に例えることがあるけど、おいらがそれに賛同するとしたら旅の体験 イコール恥の量だと思う。そして旅はいかに恥をかいてしまったかでその人を 大きくさせ、それこそが人生と共通する何かであると感じる。 今でこそ「どこか海外に行きたい」が口癖だけど以前は正反対だった。 友人や知人の話を聞くたびに笑いながらも挑戦できない臆病な自分に気づいて いたからかもしれない。彼らはとりたてて冒険するようなタイプでもないのに けっこうヒドイ目にあっていたから、正直行くなら「団体旅行」が本音だった。 伝説の男Sはアメリカに行くという思いと行動力は最高だったが悲しいかな そこで止まっていた。事前調査、情報収集という言葉は彼の頭にはなく海外は 国内旅行と同じだったと思っていたんでしょう。 荷造りとお金を準備するまではよかったがパスポートを知らなかった。 つまりは本当にどこか日本を旅するのと同じような感覚で大阪国際空港へ行き カウンターで伝説の言葉「ロスアンゼルスまで大人一枚!」を生んだ。 今は多分市役所に勤めいるはずのNは真面目だと思ってたけど、羽目をはずせる のはこれが最期と思ったからか卒業前にバックパックの旅に出た。 彼は一度も外国人を見たことがないモンゴルのある村で歓迎を受け何百人にも 囲まれている写真を見せてくれた。 それが勇気付けになったのかロシア国境まで行き、本人いわく「綺麗だったので」 湖で沐浴していたところ警備兵から銃撃され、はたまた泥棒に遭っていた。 親友のKは語学で中国留学したがメロンの安さと美味しさで大量に食べ、下痢を して帰国したときには別人のように痩せて帰ってきた。 その後も太らなかったからあれは効果的なダイエットだと思っている。 ヨーロッパ縦断一人旅したNはフランスで親切なおじさんに家に招待され、食事も いただき喜んでいたらホモとわかり夜中に飛び出したというのも聞いた。 知り合いの先生はネパール、パキスタンなどを目指していったが到着したその日に バスで盗難にあい全てを失っている。それでもめげなかった彼には尊敬の念さえ いだいたものだったし親友のYはタイ語ペラペラでいろんな話を聞くがここでは書 けないくらいの体験をしている。 まあ軽いところでチャイニーズマフィアに一週間監禁されたというのがあるが、そん なのも彼にとっては序の口のようだから想像できることでしょう。 他に聞いたのもあるけどこういう話を笑って話せるのはいい。 みんなバカ話になってるけど、体験後は人間的になんか成長したように感じた。 恥や絶体絶命からの脱出は人生観に影響を与えるものなのでしょう。

今日は八代亜紀の歌を聞いた。 やっぱいい。 上手いとかじゃなくていいというのが素直な気持ち。 歌がある。 その歌を他の人が歌ってもいい、あるいはかえって良かったりするのは その人の歌じゃないと思うし、プロとしてもどうだか。 でもこの歌はこの人じゃないと・・・それがプロでありベテランでしょうね。 八代亜紀はもちろんその範疇の人、情感と語りかけの世界を堪能。 ひきつけることが出来る人というのはやっぱ違うね。 こういうのは式典であいさつしたり演説や講演なんかでも見ることが出来る。 無名でもスゴイ人はいるし有名でも・・・なんなんだろうね。 帰りは一緒に行った仲間の人たちと飲んだけどぬるめの燗はおあずけしておいた。 イカのこうじ漬けとレモン酎ハイでしみじみと・・・やっぱ無理だった。

今日のテレビはスポーツ三昧。 プロ野球の開幕、サッカー日本代表の日本vsペルー戦、世界フィギュアに シンクロもありと豪華だった。おおっとなんか亀田もやってた、多分勝つだろう からこれは見る気もしない。(^^;) サッカーは本気モードで来てなかったけど新しい布陣が見れたのが面白かった。 なんとなくオシム監督が目指すものが見えてきたけどまだまだだろうな。 ようやく始まった感じちゃうかな。 今は意志の疎通をあわせる段階だろうから、まだまだ選手が持つ素晴らしいテク が随所に見られないのがちと残念。 成長振りを楽しみますか! 世界フィギュアはすごかったなあ、もう感動もん。 フジは浅田選手を応援するスポンサーのため、完全な贔屓スタイルだったけど そんな中優勝したミキティはすごい。 ただキム・ヨナにしてもアメリカ・ロシアの選手も素晴らしい演技だからこそ 彼女らのワンツーフィニッシュが輝きを増したと思う。 演技終了後の涙はいいなあ。 うれしくて泣くというのはスポーツしてたらごくたまにあるんだけど本当にいい。 ほとんどは悔しい方が多いんだけどね。 おいらも泣きたいなあ、そんな気にさせてくれた。

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