少し違った話題のミカタ

注目の話題を中心に少し違う目線で感じたままを語ってます 暖かく広い心でお付き合い下さいm(__)m

2008年04月

山口光市の事件は予想通り死刑判決が出ましたなあ。 最高裁差し戻しの高裁判決なんで最終決定じゃないんだけど、判決文の中で 弁護士の弁論がことごとく否定されたのは痛快だった。 あれが通用したら世の中どんな屁理屈でも大丈夫なんじゃないか。 日常的にも言う人はいるよね「こんなとこにモノを置いてるから・・・」 「向こうが勝手にぶつかってきた・・・」みたいなもので、本人も本当は 悪いのをわかっていても何か言いたい、でもそれが冷静で論理的じゃなく しまいにゃ逆ギレなんていうパターン。 そこまでいかなくても、近いようなことを裁判で弁護士がやるか? 本村さんも言ってたけど最初から反省の弁を述べていれば死刑は免れたって いうのが、多くの人にも共通した意見だと思う。 ただ何かの本で読んだけど本当に反省する人はいないと思う。 犯罪のほとんどは憎しみや怒りとか自分勝手な理由だと推察する。 でも逮捕され拘留されることで後悔の念というのはあるでしょう。 重要なのはそこのとこじゃないかな。 それにしても記者会見で女性記者がバカな言葉を発しましたなあ。 「これで死刑のハードルが下がるんじゃないでしょうか」だって・・・ この人な~んも考えなくて発言してたね。 こんな重要な事件だから本村さんの言葉はあちこちで知ることができ、素人 のおいらもしっかりとした彼の意見に感銘したんだけど、記者ともあろう ものが、ここまで不勉強でしかも軽率に発言する姿にどういう基準で採用して いるのか新聞社のレベルもたかが知れてる。 まああえておいらが触れるのもなんなんで止めておきますが、今回の判決まで 9年でしょ、そう考えると最初スタートした頃は死刑廃止論者およびメディア も少年法の壁を越えられなかったのにインターネットがぼちぼち普及し始め、 市井の意見を知る機会が増えたことはなんやかんやいっても影響が大きかっ たと思うな、もちろん本村さん自身もね。 彼の「社会正義」「いかにして犯罪を減らすか」という言葉は胸に響いた。 9年の歳月を経ていろんなことを学んだんでしょう。 たぶん学歴や知識では弁護士たちに遠く及ばなかったと思うけど、本当に 賢い人というのはどういう人なのかというのも知らしめてくれた気がする。

ドラマ嫌いのおいらですが、NHKの連続テレビ小説「ちりとてちん」は ず~と見てしまいました。 でも先月で終わり、次回作はなにやら西田敏行の濃いキャラが目に付き 早々に見るのを止めてしまいました。朝からはきついで~ あ~なんもない~ ということで、ちりとてちんに影響され落語を聞いてます。 よく考えたらずっと前はよく聞いてました。 確か枝雀師匠にはまってしまい、当時関西では定期的な番組があったので なんとはなしに見続けていたものでした。 ただそんなうろ覚えだから落語のタイトルと内容はほとんど覚えてません。 そうそう話は脱線するけどその頃はミヤコ蝶々や藤山寛美の芝居も好きだった し、鉄砲光三郎の「鉄砲節」いわゆる河内音頭の歌合戦番組を見たりと意識 してたわけじゃないけど、おっさんくさい趣味でした。 そんな影響からか三味線の音を聞くとなんか心震えるものがあり、落語・芝居 ・音頭なんかにその音が入っていると懐かしい気がしてしまいます。 ここんとこ触れてなかったのにお笑いがすっかり変わってしまったこともあり 人間観察と話芸の内容がしっかりしたものに回帰してきたのかもしれません。 同じ話でも米朝・枝雀・南光・ざこば・談志・・・ずいぶん違うから面白い。 いや、そもそも落語ファンはそういうのを楽しんでいるんでしょう。 おいらもようやくその味がわかってきた気がします。 それと落語の登場人物はアホだけど愛らしい、最近のお笑いがバカやKYに 対する突っ込みばかりが目立つだけに新鮮な気さえしますね。 一日に一話のペースで聞いてますが不思議と飽きません。 メインは米朝師匠のものでこのまま行くといつの日か繁盛亭に・・・ なんてことがあるかもしれません。

今日は少年サッカーの3チーム練習試合に行ってました。 朝は肌寒かったけど昼頃からはぐんぐん気温が上がりまあまあの具合。 そんななか新1~6年生が闘ったわけなんですが・・・ いやあ面白かった。 特に1.2年生対抗の試合は最高。 通したユニフォームがまだ少し似合わないながらも、一生懸命走り回る姿は 見ていて目が細くなってしまいました。 普通はどうしても自分のチームの子の方がかわいくなってしまうものですが、 どちらも贔屓にできないほど心温まる光景にスポーツのというか健康というか とにかく喜びを感じましたね。 試合途中には靴紐がほどけて結べずベンチに帰る子や蹴ったボールが腹に 当たって泣きながらも走る様子はなんともいえないものでした。 たぶんどんな一流選手でもこういう時代を過ごしたんだろうなあなんて。 体が動くうちは少しでも彼らとボールを蹴り続けたいものです。 そしていつかかなわない相手となって戻ってきてくれる日が楽しみです。 こんな休日はええなあ。

あるエッセイを読んでいたらこういうのがありました。 「最近の桜は白くなったとタクシーの運転手さんにも聞いたら、確かにそう ですねと言われた。何か異変が起きているのだろうか」というもの。 家からは遠目で見えるんだけど昼間はそんなに注意したことないし、夜は ライトアップされているので色がわからない。 気になって近くの桜を見に行った。 結果はまごうとこなく桜色のそれで白い感じはしなかった。 昔の印象を思い出してもやっぱりこの色だと思う。 話の場所はたぶん東京だと思うけど、あちらはそんなに色が違うんだろうか。 もしそうだとしたらなぜ? そして田舎は相変わらずなのに関東はそうなのか、他もどうなのか? すごく気になることもないけどのどにつかえた魚の骨のようになった。 環境の変化で異変はいろいろ伝え聞くけどすべてにおいてきちんとしたデータ がないと都市伝説ぽい感じもしてしまう。 昨今伝えられる氷河のことでも、よくよく考えれば世界中にはU字渓谷や フィヨルドのようにもともとは氷河があった場所もあるわけで地球の歴史から 考えてどうなのかと思うことがある。 歴史は激変を繰り返してきたわけでここ数年のことでも実は・・・ なんてことないかなあとも思う。 二酸化炭素排出量の増加は過去にない事例だから自信はない論だけど。 実際どうなんでしょうね・・・

「正しいことをしたければ偉くなれ」 人気ドラマ「踊る大捜査線」の中でいかりや長介演じる和久刑事が語る 名セリフは、巨大組織を建て直すにはそれしかないという。 そしてその言葉どおりやろうとしているのが橋下大阪府知事だと思う。 若造が巨大組織をなんとかしようとがんばっているが、ここにきてなにか おかしいような気がしてならない・・・ たぶん、ほとんどの府民は彼を応援していると思う。 ニュースでは大阪府下の市町村長が異口同音に「死ねというのか・・・」 などと言いたいことを言っていたけど、みんなもうわかりきっているのは 切除か薬の投与かというくらいの段階まできているということ。 ただ人の体とは違い切除は痛いが再生の可能性はあり、薬の場合は単なる 延命でいつかは本体がダメになる。 それくらい大変なときに先のないじじいばかりが、40歳にも満たない若者に よってたかって言ってもな~んの説得力もない。 自分たちは任期の間、なんとか過ぎ去ればいいわけで特に大阪は利権がらみで は日本のトップクラスでお金がじゃぶじゃぶだったから、今みたくなってし まったというのに・・・ 「1100億円のカットありきという発想がダメ」という意見があった。 もっともなようでこれもどうだか、目標数値がなければ大英断を計るときには 難しく、一般企業だとコスト20%削減とか売り上げ10%アップのようにまず目 標をかかげることは普通でそれが行政と合致しないという考えは世の中が混沌 としていた頃の理屈だと思う、そうじじい達の時代だね。 またメディアは閉鎖する施設に関る少数意見をさも大多数のように操作する。 それまで府民にはほとんどサービスを提供してなかったくせに、ここにきて どうやらこうやら反論しても説得力もないのにおかしい。 「この施設がなくなると困るんです」という意見の後に、その施設について 一般の府民はどう思っているのかのインタビューはほとんどないし、総論では 「橋下賛成」を取り上げ、各論では「反対」を取り上げる玉虫メディアだけど ネットをみても一般の人ももう振り回されていないのがわかってない。 メディアも行政や企業、組合には弱いからなあ・・・ こちらもダメな組織だから誰か正しいことをするために偉くなってくれない かな。とにもかくにも近畿圏が元気になるには大阪の再生しかありえないんで がんばってほしい。なにせ兵庫県は目立たないけど先ごろ知事が財政危機宣言 をしたくらいだからたいへんなんすよ。

知らないうちにいろんなものが出てきた。 後期高齢者医療もそうだけどメタボとかもそうだし、なんでかなあと思ってた ら、小泉さんに遠因があったとはもっと知らなかった。 というのも、あの郵政選挙で自民党が圧勝したのは覚えているけど、その勢い をかってかなりの法案も成立させていたんだってね。 中にはろくな審議もせずにごり押しで次々通してたんだとさ。 ところがご存知のようにこれまた参議院では与野党逆転して審議ストップ! 自民党は法案が通らないってぶつくさ言ってるけど、どうなんだろうね。 しかもここにきて逆風が吹き、衆議院選挙もささやかれるようになってきたら トーンダウンし始めたから腹が立つ! そう考えるとやっぱ選挙って大事だよなあ。 政治に文句を言おうにも行ってない奴には言う資格すらないと思う。 行かないことで反論するんじゃなくて、せめて白票でも行かないとね。 他国を真似たがる日本人でも電子投票はしたがらない。 病人や障害者にとってもすごくいいと思うけど、これまた聞いた話では えんぴつで書くという作業はチェックを入れるだけとは違うプレッシャーが あるんだってさ。 知らない名前を書いたり、新しく書いたりするのっていざとなると難しい というのを聞いたことがある。ある選挙対策では一度名前を書かせる練習を させるなんていうのも聞いたことがある。 ただそれくらい与党に軍配があるというのに、参議院では負けたくらいだから みんな相当怒ってるんだろうな。 明日はどんな頭に来るようなことをしてくれるのか楽しみ。 でも予想外が多すぎて少しパニくってる自分もいる。 知らない間にホント悪いことばかりやってるわ。

プロ野球が日々盛ん、最近は大リーグで日本人が活躍しすぎるせいか、 あちらのレベルを疑うようになった。阪神の好調もあり楽しい。 春になると携帯を買い換える人も増え、田舎でも地デジが話題になる。 それにともないテレビや録画媒体も進化しているし、新聞はネットの登場で 方向性を模索している。 スポーツもメディアも世間もみ~んな変わっている。 ほんの2.3年前までの常識が追いつかなくなりつつあるのに、なぜか行政 だけはついていこうとしないんだよなあ・・・ その当時はそれがよかったかもしれないけど、かように変化していくわけだ から修正したり中止したりすればいいのに、なぜだか走り出すと止めない。 その点大企業の戦略で勇気ある撤退もよく聞かれる。 サンヨーが携帯から、ビクターはテレビから、東芝はソニーは・・・ こういう流れはいつまで続くんだろう。 やっぱ政権交代かな?

ここんとこゆっくりニュースを見てなかった。 特に変わったことはないだろうと思ってたらけっこういろいろ・・・ 通り魔急増だし政治家は相変わらずだしほとんどは世知辛いものばかり、 そんな中でおいらが食いついたのは二つ。 一つ目は千葉の高校で入学金未納のため入学式に出してもらえなかったという もので、興味はこのことよりもこれについて語るコメンテーター。 いやあどいつもこいつも判で押したような優等生セリフばかりで「校長は 教育者じゃない」「親の責任であって生徒に罪はない」なんていうのばかり で、そもそも給食費未納問題と大差ないようなものなので、こちらについては 問題視するくせになんだかおかしい。 昔はドラマでこんなのがあった。 貧しい境遇の中「母ちゃん、俺、高校に行くのやめて働くよ」 「なに言ってんだい、おまえの授業料くらい心配させないよ」 なんて、言いながら貯金通帳を見せる。 そんなのがたくさんあったし特別でもなかった。 なにより兄弟が多ければ難しくなった家庭も多かったと思う。 そういうのもあって行政はいろんな手を差し伸べるようになり、今ではよほど じゃないと行けない子はいなくなったんじゃないかと思っていた。 でもそれはバブル崩壊までで暗黒の10年に突入し徐々に増えていることで しょう、それでも方法はあると思うんだけどね。 とりあえず今回の件に関しては事情がわからないので推測でいえないからなん なんだけど、どうだったのかなあ。 ただおいらが危惧するのは最近の傾向として「他人にモノを頼めない」人が 多くなっている。プライドもあるだろうし、社会の仕組みをしらないから どうしたらいいかわかってない人もいる。 ただ親は子供のためには泥をすすっても守ろうとする部分があると信じている から、そうじゃないことを祈りたいんだけどね。 美輪さんの「よいとまけの歌」でみんなが感動するのもそうだろうし・・・ 語ればキリがないのでもう一つは簡単に! いやあ楳図ハウスは一段落したと思ってたらとんでもないどんでん返しがあり ましたなあ。自分が気に入らないデザインということはわかるけど、訴訟内容 にはびびった。改築するまで毎月金まで払えなんていうのはショック! 日照権、騒音、悪臭みたいに家の中にいても迷惑になるようなものなら納得 いくけど、そうじゃないと思うけどなあ。 春はなんだかいろいろありますわ、ホンマに!

このページのトップヘ