少し違った話題のミカタ

注目の話題を中心に少し違う目線で感じたままを語ってます 暖かく広い心でお付き合い下さいm(__)m

2012年02月

まだお目にかかったことがないけど、一部のコンビニなどではお酒を買うと 「未成年じゃない」という認証のボタンを押すんだとか。 成人認証なのかはよくわからないけど、とにかくそういうやつ。 でもおかしいよねえ。 本人に押させてどうすんの?て思う。 かといって店側が免許証を提示しろとか、未成年じゃない証明をしてくれと いうのも難しいと思う。 「聞けばいい」という人は現実をわかっていない。 世の中どんなのがいるか、また酔っ払っていれば大人しい人でも変わる。 実に悩ましい問題でしょうね。 そこで思ったのは、昨今「成人てどうなん」ていう疑問が聞かれる。 ならば「成人カード」なるものを発行し、成人になれば役所などで自動的に もらえるようなシステムにしてはどうだろうか。 そうすれば成人したという意識も強まるだろうし、手続きの際には国民年金 の加入やその他いろんな情報も提供できる。 また来ないような場合はどういう事情なのか調査も出来る。 個人情報云々いう人もいるけど、コミュニティが崩れ、先日の餓死した話で もなかなか調査しきれてないのが現状でしょう。 しかも役所が調べるのではなく、もらう側が足を運ぶのも重要で何かの時に 申請手続きをする訓練にもなるでしょう。 そして最初に戻って店にしてもそのカードがなければ売れませんとしておけ ば、いくらおっさんや酔っ払っていてもはねつけられるようになる。 無くした、忘れたなんていうのも問答無用、何より未成年は完全シャットアウト! でもそういう時代はひょっとしたら間もなくやってくるかも。 特に年金問題では個人情報カードをという話が出てますから。 どちらにしても自分はどこの誰なのか、何人でどういう人なのかを強烈に 感じるような時が来るかもしれません。 それが幸せに通じるならいいけど・・・

殺意ってどうなんだろうって思う。 めちゃくちゃ頭に来て「殺してやる」て思い実行するのと、こんなん持ってた ら、あるいはしてたら人が殺せるという状態で死なせてしまった。 両者には明確な差が存在している。 でも泥酔運転、警察からの逃亡運転、極端なスピード違反などは殺意はない かもしれないけど強烈な悪意があるでしょう。 いま危険運転致死罪の適用でかなり迷走しているのだとか。 被害者及びその遺族の救済の意味も込めて作られたはずの法律が、逆にその 適用の難しさに彼らを苦しめているのだという。 事例の中では酔っ払っていたけど事故するまではふらふらもせず運転できて いた、同じく高速道路で追突した事例もそれまでは運転が出来ており、危険 運転に適用されないなどよくわからない。 なんでも殺人を扱っている裁判官からすれば、明確な殺意に対して懲役を課す のと酔っ払って過って人をひき殺したことに7年以上もの懲役を課すのはやり にくいというようなことを言ってました。 これこそが前例主義、机上の空論というやつでしょう。 よく法律は感情に流されないでシステマティックに適用されるべきだという話 を見聞きします。でもそれなら裁判なんて必要ないじゃないかな。 よく裁判官はいくつもの事件を抱えて忙しいと聞きますから、長々時間をかけ ないでどんどん進めていけばいいのに、長いくせに何も変りようがない。 そのくせ、たまに不可思議な判例も登場し法曹界の謎や闇を感じることも。 そこのところは置いとくとして、車は凶器って言うわりに実際にはそこまで 真剣に考えられていない本音と建前がある。 身軽とか気軽に!なんていうのが先行し恐怖感を与えないようにしているの でしょうか。 ハンドルを握ることへの恐怖、責任をもっと植えつけないとね。 過失致死は確かにあるけど、絶対に酔払い運転は絶滅させないと! 知らない人にもっと事故の写真や被害者の写真を見せるべきだと思う。 惨たらしい死を知らないことも能天気になってる一因だろうし、法律の前に ひょっとしたらそれだけでも無謀運転が減るかもしれない。

快進撃中の橋下市長、辛口は続いても支持率は70%。 その彼に闘いを挑んだ者達はことごとく返り討ちにあっている。 特に北大教授の山口氏をはじめ、先月の朝生出演者など目も当てられない惨状 となり、今では面と向かって議論しようとする者さえいなくなった。 そんな中、尾木ママはなかなかだと思った。 今日の番組に出ていて討論したわけじゃないけど、その反論はたぶん相対して も十分闘えるでしょう。柳の枝のようにするりするりじゃないかな。 話の内容は尾木ママの勧めで橋下市長が留年を是としたという内容に対してで 彼はそんなことは一切言っていないのだという。 「小学校で九九ができなければ、留年させてでも面倒をみる。(小中学校でも) 留年させても府民の子供の力をつけてもらう、というのを橋下さんが出してき たら僕は大喝采します」というのが当初の発言だったそうだ。 それが留年が一人歩きして困惑して出演したんでしょう。 彼はまったく正反対だと述べる。 「日本で言う留年は、『履修主義』の現行教育に基づく罰則的イメージですが、 私が言いたいことはその真逆です。欧州では常識なんですけど、個々の習熟度 合いに応じて、科目ごと臨機応変に、教師と生徒、保護者が学ぶ時間を主体的 に選択できるようにすべきというのが趣旨なんです」 番組ではOECDでも留年制度には反対されているという主旨を述べていた。 本人の学習意欲の喪失、コスト、問題行動を抑制できないなどが挙げられ、 そうではなく特別クラスを持たせ、遅れている科目を強化するという策。 現状では遅れているというのは病欠や障害を持っている子が中心。 それをもっと広げようというものでオイラも納得がいった。 スキーを教えているとグループでOKな子とマンツーマンでないとダメな 場合がある。学校の先生はどうしても「みんな一緒、平等」と考えるがこ れは失敗で、きちんと分けると結果的には少し時間が経てば同じになる。 これを一緒にしたままだと遅れる子に付いてしまうため、全体が遅れていき そのため原因を作る子に対するイライラはつのるし、もっと進めた子も終い にはダメになってしまうという悪循環に陥る。 いわゆる悪しき平等主義というやつは一般社会では決して良い効果はない。 また子供にしても特別なこと=ダメ、遅れていると思ってしまいがちなのが 現状だと思うけど、こうした少し足踏みしてもう一度基礎を徹底的にやれば なかなか登れなかった階段をすっとステップアップできるというのを知れば いろんな場面でも基礎の大切さや急がば回れが理解できると思う。 その他尾木ママ発言で面白かったのが橋下市長の教育基本改革は10年遅れ ているという発言、しかもそれは東京がすでにやって効果がなかったときち んとした理論で話すため、こちらもすごく理解できた。 例えば民間校長は上手く行かない、ただし民間副校長は効果がある。 学区制も東京はコミュニティが破壊されたことで元に戻そうとし始めている など地に足の着いた発言は今までの反論者とまったく違うと感じました。 何より橋下氏に言いたいことは?と聞かれ「上から目線」とちくり。 これが他の論客なら「バカヤロー」と言いたくなるけど、同じ目線の尾木ママ とその物言い、そしてきちんとした裏付けを言われるとぐうの音も出ない。 「教育は世界にたくさんモデルやデータがあります。もっともっとじっくり 調べる必要があるわよ。橋下さんは急ぎすぎ!」と笑顔でにっこり。 以前、「どうして今みたいな話し方になったんですか」という質問に、 「悪いと言われる子でも優しく、どうしたの?て声をかけてあげると誰も 反抗するような子はいないのよ」と実体験から学んだ話術なんでしょうね。 現状をしっかり把握し、その上で対案も出す見事な発言。 数少ない橋下市長に反論できる一人だと思いました。 こうした人を多く採用することで独裁という声も聞かれなくなり、少しは 丸くなるんじゃないかな。 ただし橋下さんが急ぎ、焦り、攻撃的にならざるを得ないほど相手もしたた かに寝首をかこうと狙ってますからね。 尾木ママ流ばかりが良いということもないのも事実です。 尊敬できる教師が増え、未来に希望を持てる子が増え、学校という場が安心 できるような社会になれば、今よりは明るくなれるんじゃないかな。 意見は違っても子供達への思いが伝わる二人、そうじゃなく自分たちの地位 や権利そして思想まで押し付ける敵を必ず排除してほしいと願います。 橋下流に“尾木ママ”不安!小中学生の“留年”言葉だけ先走り 尾木ママ 橋下市長にズバリ

韓国の有名人がツイッターで黒人差別発言をし、大問題になっているという。 騒動のきっかけは、米黒人プロボクサーで、現WBC世界ウェルター級王者のフ ロイド・メイウェザー選手の2012年2月14日のツイートで全米プロバスケット ボール、ニューヨーク・ニックスのジェレミー・リン選手についての投稿。 台湾系米国人プレーヤーのリン選手は、今シーズン控えからレギュラーに抜擢 されると突如才能が開花、2月に入って大活躍を続けており、「スター誕生」と ばかりに全米で一大ブームを巻き起こしているという。 メイウェザー選手は「確かにジェレミー・リンはいい選手だが、これほど大騒 ぎになるのは彼がアジア系だからさ」ときわどい発言。 続けて「黒人選手が(リン選手と)毎晩同じようにプレーしても、同様の評価 は得られない」としている。 この主張自体は根拠がなく、米国でも「人種差別的ではないか」と批判されて いるし、ある意味アジア人全体に対する差別発言と言ってもいいでしょう。 米カリフォルニア州生まれで、歌手として活動する傍ら、2011年には「少女時代」 のアルバムに、共作で曲を提供している韓国系米国人女性のジェニー・ ヒュンさんによるメイウェザー選手への「攻撃」は度を越したものだった。 「メイウェザーは、リン選手がアジア系だから失礼なことを言ったのかしら。 あなたたちは、『どうすれば人間になれるか』を学んでから出直してきてよ」 続けてメイウェザー選手本人に「大バカ野郎。アジア人を敬いな、この礼儀知 らずのサル」と大爆発。 その後は「あなたたちの文化も、黒人そのものも最悪ね。無礼で凶暴、バカ…」 「黒人がいない世の中になったら、生活のすべての面であらゆる緊張感から 解放されて、世界は劇的に改善するはず」と、矛先は黒人社会全体に及んだ。 よくもまあ、ここまでの罵詈雑言、悪態がつけると思う。 自分が正義、正しいと思えばかくも下品な言葉が出てくるのだろうか。 最近では韓国アイドルもタイの洪水に対し酷い発言をしているし、竹島問題 でロートCM会見を中止した独島守護天使キム・テヒのことで「我々が 震災後にした援助を忘れたのか」と言ってるが、スタジアムで「日本の大地震 をお祝いまします」と掲げた方が忘れなれない。 彼らの心根の奥底に眠っているのは何でしょうね。 もちろん日本人にだって差別的な発言をする人はいるし、品のない人もたく さんいるけど政治家から有名人を見渡しても彼らほどのものは少ない。 なぜだろうと考えると「反日発言なら許される」的な部分が大きいんじゃ ないだろうか。また日本では根拠のない暴言はかなり批判されるけど東海や 竹島やその他の多くがデータや歴史を無視したものが目立つ。 また日本では必ず反対意見や諌めるものもあるけど、反日をはじめ自国を 擁護するようなものだと少なくなってしまう。 だからタイの洪水に対するものは政府からもアイドルに対して警告がなさ れたけど、その他のものはそこまで非難するものはない。 我々だって井戸端や近しい人たち同士だと不謹慎なことを言う。 だからこそ、そんなことを言っておきながら慈善行為もするという二面性が あるため「偽善者」という言葉が出てくることもある。 生まれながらに素晴らしい人は少ないだろうから、そうした反省を繰り返し ながら、人格形成されていくものとしたら反省もしないようならどうなって いくかは想像に難くないし、それが国を挙げてならとんでもないこと。 また同じく批判するにしても上手にするというテクもある。 「ざぶとん一枚」「一本」と思わず言ってしまうような会心の反論が一番 カッコイイし、相手にも反省を促せるようなのなら最高だと思う。 ただ言葉というか文章は本当に難しいし、その人の心を完全に表現できてい るかといえばそうじゃないでしょう。 実際ネットの掲示板やチャットで大喧嘩し、じゃあ会って話そうとなり、 面と向かって話をしたら5分も経たないうちに解決したなんていう例は たくさんありました。 「アホ」という言葉でも文字ではたった二文字の悪意しか伝わってこないけど 友人同士での会話でも「アホか」を連発しながらケンカになることはほとん どありませんから。 オイラもこうしていろいろ書いているけど、上手に気持ちが伝わっているか 不安だし、たまに注意もされるから難しいと感じています。

いつも何かの論に出てくるのが先進国との比較。 例えば消費税では他の国は10~25%であると口角泡を飛ばして叫ぶ。 ただ重要な問題がある。 それは国民の政治に対する信用、これについては消費税が高い国ほどほぼ 70~90%くらいの信用率を誇っているという。 つまり高い消費税や納税をしていたとしても、それが自分に跳ね返ってくる 実感がある。また信用できる国家運営を国民が託している、無駄使いをして いる感じがないなど税を取られるんじゃなく託すという気持ちが大きいのだという。 だから脱税に対する周囲の批判は日本の比じゃないというのも耳にした。 日本ならよほど悪質じゃない限り「仕方ないな」「気持ちは分かる」なんて 言う人もいるけど、外国では刑務所入りも当然という違いがある。 そんな日本のお粗末な政治、増税するならてめえらの人数と給料を下げろ!と いう言葉が出るのは当然でこちらについては日本の国会議員の年収は、給与に 当たる月々の歳費と、ボーナスに当たる年二回の期末手当を合わせ 2600万円に上る。 国立国会図書館の調査によると、米国1357万円、 ドイツ947万円、 フランス877万円、英国802万円に大差をつけ世界最高水準だ。 ただし歳費や手当ては米国がかなりもらっている。そうなると、すぐにそちら を騒ぎ立てるのが日本の国会議員でしょう。 議員定数、費用の主要国比較一覧 また公共料金でもかなり割高なのは有名。 電気料金、水道代、電話代、運賃や高速代などなど、ただこれらについては 全て日本が1位というわけじゃなく、ところどころは他が1位というのもある。 すると政府はそこだけをピックアップするという手段を使う。 もう誰もが知ってるけど、自分たちがやろうとすれば都合よくデータを並べ、 都合が悪くやる気がないとマイナスのことばかり言う。 どっちにしても責任を取ることもないというのにね。 話はそれるけど地方では高速道路と新幹線がのどから手が出るほどほしい。 都市部の人でももう少しあそこにバイパスが出来ればというのもあるでしょう。 尻切れ道路があちこちにある。 なぜ最初から網として整備しなかったのか、それどころか調べてみるとみん な有力政治家の出たところでストップしている。ということは、それを餌に 選挙に出てたんだろうというのがよくわかる。 「高速道路を作るお金がなかったでしょう」 いやいや、地方ではスーパー林道という毛細血管があちこちにありますわ。 空港も有名で、それらを作らず高速を作っておけば今頃日本全国を網目の ように通っていたでしょうね。 だってGDP世界一なんて言ってたけど、日本よりも低かった国々の道路網 は文句のつけようがないくらいインフラ整備が進んでいるから。 ま、こういうことが政治への信頼を完全に削いだと思う。 そしてボディブローのように税金を払いたくない、年金加入したくないとか 給食費のようなものでも嫌がるような下地になってしまった気がする。 手本とすべき人たちがみんな私利私欲に走れば、水は低い方に流れるから。 卒業式が次々に行われる中、またまた国旗掲揚と国歌斉唱の起立について取 り沙汰されているけど、たかがそんな当たり前のことでもびしっと言えない 政治、身銭を切らない政治、諸外国にモノが言えない政治、責任を取るから と言えない政治・・・悲しいね。 とはいえ、政治家ばかり責めるのもどうだか。 同じような状態は地方のいろんな組織や団体にもあるから、政治家は国民の 鏡だとしたら、あの姿は自分たちも同じと見るべきでしょう。 政治が信用できないと言うのは簡単。 先日も質問サイトで「HNKの料金を払いたくない」というのがあり、回答 の中には「するべきことはして文句を言いましょう」とありました。 まさにその通り、すべきことをして文句を言えるようにしておきたいものです。 同じ穴のムジナにならないように!

新書で出てた「タブーの真実!」というのを読んだ。 メディアにおけるタブーとは何かというもので暴力(右翼・宗教・同和)、 権力(政治・検察・警察)、経済(ユダヤ・企業・電力・電通・芸能プロ) に分けて解説されたものですごくわかりやすかった。 そして今回、前原氏が政治におけるタブーを生み出す格好の例を示した。 特オチを怖れる大新聞は排除されることを一番嫌がる。 だから産経新聞が排除されたことは新聞社にとってはかなりの痛手、しかし 本来なら他のメディアが前原批判をしなければならないのに、同調したこと こそタブーを生み出している温床、書かれていた通りだ。 民主党政権が嘘つき、口だけ、どうしようもないのは周知の事実だし次の選挙 では大敗するのが目に見えているからどうだっていい。 情報公開や記者クラブ解体なんて「言うだけ」だった。 しかし選挙後、どういう政権が来ても今のメディアの体質が変らないことこそ が一番問題でしょう。前原問題の影で名古屋の河村市長が南京事件はなかった と発言し、中国と揉めているけど中日新聞をはじめ大手メディアはすぐさま 河村批判を行った。 テレビでは名古屋市役所に電話が殺到、しかし4分の3は河村氏に好意的だと 報道したけど、新聞のほとんどは「批判を受けるだろう」しか書いていない。 もしもネットが発達してなかったら日本は情報統制時代に突入していたんじゃ ないかと思うほど政治とメディアの旧態依然の姿は酷すぎる。 また「言うだけ番長」という表現は良くないと前原すり寄り発言をした新聞が あったけど、橋下市長への「ヒトラー」「テロ」発言の方がよほど悪質だと 思うんだけどね。国語力や読解力がオイラなんかよりよっぽど優秀な人たち がいるはずなのに、自己保身のフィルターの前ではかすんでしまうんでしょう。 アメリカの新聞業界では過去10年でざっと4人に1人以上がリストラに遭って いるのだとか。日本ほど給与面で恵まれていないものの、「ジャーナリスト はおカネだけで働いているわけではない」と強調している。 日本では新聞記者の間で「特オチ回避のためのニュース競争に意味を見いだ せない」との声が出ているのだという。 仕事にやりがいを感じてがむしゃらに働くエリート記者もリストラされてし まうアメリカ、記者は必ずしも仕事にやりがいを感じないものの 能力に関係 なく雇用と高給を保障される日本、公務員改革を叫ぶ前に改革が必要なのは どちら?と尋ねたくなってしまう。

勝ちました。 4点取ったことはひとまず合格点だと思います。 しかし応援したいもっと勝ってほしいと願えばこそ、厳しいことを言いたく なります。どうでもいいなら別ですけどね。 今回の試合も気になったことがたくさんありました。 気温が高く蒸し暑かったこととグランドコンディションの悪さは確かに考慮 しなければならいけど、そんなのは今後も続いていくことでしょう。 あとアジアレベルでは技術よりも身体能力でガツガツくるというのが通例と なってきました。それらを踏まえた上で思ったのは、パスをもらってから 見方を探すことで遅れてしまい狩られる。 しかも相手が接近してから急いで出すため不正確なものが多い。 狩られるにもしてもボディコンタクトが弱い、こんなことだともっとガツガツ くるヨーロッパの選手なら歯が立たなくなってしまうでしょう。 なでしこジャパンはパスサッカーという日本人独自のスタイルを編み出しつつ あり、成功に近づいている感じです。 小柄ながら体力がありスマートな日本人に適していると思われるし、同じよう な体格のスペインもそうしたスタイルを取り入れています。 A代表も模索しつつある中、次世代の五輪代表にはそうしたチャレンジが感じ られず、終盤から前線へドーンとロングパスをするスタイルばかり目立ちました。 これだと相手は怖くないし、個々の技術に頼るばかりでチームとしての連動 が出来ないため、本来ならもっと活躍できそうな大迫や永井の長所が全く 生かされていないサッカーをしているように見えました。 もし彼らの特徴が生かせたら6点以上は取っていたように思います。 たぶんオイラと同じ見方をする人は多いんじゃないかな。 つまりは監督は何がしたいのか、どう目指しているのかそこが見えてこない というのが一番の感想で、もしかしたらもっと楽に勝てた、もっと素晴らし い展開が見せられたんじゃないかなと。 とはいえ、ボディコンタクトが弱いというのだけはダメ。 画面で見ても10センチは低い相手にコロコロ転がされていては、舐められ ても仕方ないし逆に舐めてくる可能性もあります。 この後はシリアとバーレーン。 どうなりますやら・・・ただ厳しい道を歩んだ方が彼らのためだと思います。

ついに光市母子殺人事件の最終判決が下されましたね。 最高裁の決定でもうこれ以上はありません。 犯行当時少年の死刑判決ということもあり、また死刑では史上最低年齢に なってしまうことで弁護団は必死でした。 しかしそこには「死刑廃止」「少年法」ということがありきで、事件自体の 真相解明とか被害者及び被害者家族へのケアは脇に追いやられていたことが 多くの人の心に怒りの炎を灯してしまったような気がしました。 加害者の精神鑑定も取り沙汰されたけど、あの友人に宛てた手紙の文章を 読めば理路整然としてる印象があるし、どらえもんがどうだのいう反論に 至ってはなりふり構わずという感じでした。 また弁護団も法廷戦術に凝り固まり、いつぞやのものではくだらない理由で 裁判を欠席するという噴飯ものの行為も思い出します。 そんなことよりもっと被害者へのいたわりや反省を前面に出せばひょっとし たらという思いを抱いた人の方が多いんじゃないかな。 それにしても本村さんの言葉というのは心に響きますね。 事件当初は感情のままに発言していましたが、それでは一事件で風化してし まう。もっと日本全国の人たちに考えてもらおうと思ったのかどうかはわかり ませんが、そうした気持ちが伝わってくるように思えました。 また人権派連中は自分たちのことは棚に上げ、相手の発言の重箱をつついて 攻撃しようとしますから、そういう点からも本村さんは相手に言質を与えず しっかりした物言いはそうした余地も与えませんでしたね。 思い返すとこの事件以降、死刑に値するような少年犯罪はどうだったか。 一時は少年だから死刑にはならないなんていうこともあり、凶悪犯を生み出 しかねない状況だったのが、語られなくなったのは一定の成果があったとい うことなような気がします。 次々ルールができる世の中は息苦しい。 しかしそうじゃないとコミュティが壊れつつある現在では法律こそがそうし た無法者を縛る唯一の手段なので仕方がないように思います。 また少数意見ばかりいう連中ほど多数意見というか世間の常識からはずれて いることもあり、今後はもっと駆逐されていくんじゃないでしょうか。 ある程度地ならしされてからもう一度見つめなおすことで、失敗といわれた 戦後民主主義から脱却できそうな気がします。 今回の判決はそうしたことへの転機になる一つと思いました。

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