少し違った話題のミカタ

注目の話題を中心に少し違う目線で感じたままを語ってます 暖かく広い心でお付き合い下さいm(__)m

2013年01月

今日はスキーを教えに行ってて、異なる二つの学校を見て珍しく考えさせら れました。一つは名門校そしてもう一つはインターNS。 どちらも良い学校というか、素晴らしい生徒という点では同じ。 しかし性格がすごく違っていて興味深かったです。 まず名門校は先生がきちんとされていました。 公立校のように言葉使いや態度が荒い人はいないし、品性や社会人としても きちんとされている印象があり、そのためか生徒も統率がとれていました。 普通、こういう感じだと子供らしさがなくなるものです。 その点はまったく問題がなく、明るく元気で、中に少し病弱な子がいたけど、 オイラの目が届いてない時にその子の道具を運んであげたりしてて、優しい 面も見せてくれました。 片やINSでは先生が大雑把というか、これがまた面白い。 そのため、細かいことは言わないし生徒は伸び伸びしていました。 終了時間とか、点呼とか厳しい学校が多いけどまったくおかまいなし! 驚いたのは、遅い子を面倒見ているうちに、先生が先に行ってしまい困って いたら、先の方で残りの生徒と休憩していてジュースを飲んでました。 普通の学校はそういうのは絶対に禁止!到着するとオイラにもおごってくれるし。 そんな調子だから、普通よりもハードル高く挑戦させたら、そういうのにも がんがんトライしてくるし、失敗を怖れないチャレンジ精神には日本人には ない何かを感じさせられましたね。 よく海外に出るスポーツ選手が壁とする環境の変化、道具へのこだわり、今 だと上下関係や周囲に気を配りすぎる繊細さもあるでしょう。 そういうのにまったくおかまいなしの姿こそが日本人には必要かなと。 これだけ極端だとどっちがいいのか複雑です。 名門校の規律、仲間意識、協調性、賢明さも捨てがたい。 INSのパワー、行動力、自立心、気骨も素晴らしい。 そう考えると、将来日本国内だけで生きるか、海外でもやっていくのかで 方向性が決まるのかなあと。 ただ国内だからといっても、やはり若い人には海外に負けてほしくないし、 ざっくばらんすぎてしまうのもどうかと思います。 これに対して答えは出ないでしょう。 どちらにせよ、オイラにとってはすごく刺激的な一日でした。 明日もINSの生徒とレッスンします。 彼らのパワーをもらってきます!

連日にぎわしている体育会系の体罰暴行。 その集大成ともいえる柔道界の件、その処分の行方もやっぱりという感じ。 柔道や格闘技系というのはパワハラが起きやすい土壌の基礎に、厳しい上下 関係や派閥や出身地など様々な要因があると聞きます。 今回も切捨てが出来ない事情がまさにそれで、出身大学を調べればすぐに わかることだし、橋下市長がテコ入れしたいのもそういう部分でしょう。 ただこういうのは日本全体に及ぶ問題なので、柔道界の処分に意見する人たち も、自分たちも同じようなことをしてないか胸に手を当てる必要があると思う。 何かの役職や就職もそうだろうし、情実と呼ばれることが巣食う日本。 実力や人格の素晴らしい人ばかりが選ばれるとは限らないどころか、クズが 重用されることも目立ちます。 それどころか嫉妬や妬みもあり、自分の後釜の方が良かったなんていわれたく ないとでもいうような、クズ人事は枚挙にいとまがありません。 そういう小さなことが多くの人に、あきらめ日本を感じさせています。 政治家は「適材適所の人事」なんてお題目のようにいうけど、何十年も積み重 なったこの体たらく、最近ではテレビや新聞メディアの凋落がいわれているけ ど、そうした組織にも同じようなことがあるからこそじゃないかな。 よくOOさんに代わる素晴らしい人はいないなんていうけど、ほんの少し見渡 せば、いい人はそれこそた~くさんいますよ。 逆にそうじゃなかったら、この国はとっくに滅びていると思う。 政治も変わりつつあるけど、日本的なこうした根っこも早く変わってほしい。 それにはまずある世代が一番問題で、そこが滅びれば解決する可能性は高い と思ってます。あと10年以上はかかるかなあ・・・

今日はいよいよ安倍首相の所信表明。 どうなるかわからないけど、一応は期待したいところだし、それなりの布陣 それなりの心意気も感じた。 たぶん今回の演説を聞いてほとんどの人は納得したと思う。 ある一部を除いては・・・ね。 相変わらずマスコミのクズさには呆れてしまいますわ。 多くの国民はまずは経済を何とかしてほしいと願っている。 この長く続いた不況から脱出したいと! またインチキ政権が放置した東北の復興も急いでほしい。 なにはともあれ、この二つの課題を抜きに語れないはずなのに。 アホどもは言う「憲法改正は?」「教育は?」「竹島の日は?」「靖国は?」 どう思います。 こういうのは手を突っ込まなくても、トップの心意気がはっきりすれば別に 変えなくてもいい問題でしょ。 「つべこべ言うと変えちゃうよ」て脅しておくだけで十分。 なにせ安倍さんが首相になった途端、多くのことが劇的に変ってる。 経済抜きに語る奴ってほんとうにこの国がどうなるかの行き先じゃなく、 利権側にいるため自分の財布が気になるとか、経済では部数が取れないテレビ や新聞、そしてイデオロギーの人々だけでしょう。 なにより一番腹が立ったのは民主の細野氏が「無内容」と発言したこと。 やっぱ政治家は批判も上手じゃないとね。 サヨになぜシンパシーが持てないかの決定的部分がそこにある。 ウィットやジョークを交え、ユーモアのセンスがあると聞く耳も持ちやすい。 が、よほど頭に来るのか、性格がもともと攻撃的で頑固なのだろうか。 「ヒトラー」だの「独裁者」だのワンパターンの繰り返しで、心に響くもの がまったくない。細野さんの言葉もまったく同じ。 逆に自民党の連中はウケを狙い失敗してるのは痛いけどね。 ニュースじゃまったくやらないけど、今の段階でもすごく変ろうとしている。 最初からトップギアじゃなくローから発進しているようで、よくよく観察 するとセカンド発進みたい。ほどよいクラッチとアクセル感覚。 もちろん絶賛することもないけど、今までが酷すぎたからね。 その時代にまったく痛みのなかった連中に痛みを与えてほしい。 それがオイラの願いです。

大阪から帰宅しました。 今回の大阪国際女子マラソン、福士選手は残念でしたね。 競技場の電光掲示板を見ながら、30キロ過ぎの時点では優勝かと思って いたのに、トラックに入ってきたのはウクライナの選手。 そのスピードは驚くべきものでしたね。 絶対にあきらめない精神を見せられたとき、1位と2位との差には何かこう ものすごい違いで、高山の水と洞窟の水のように同じ水、同じ清らかでも 明るい地へ出て行くものと、どこに向かうのかわからない迷走しているもの のような不思議な感じがしました。 それにしても大阪の空はきれいで美しい。 ずっとどんよりしていた田舎から、雪のない大都市に出てきたわけです。 人出も考えれないような違い、久々に人いきれを感じました。 とはいえ、空気はやはり田舎が良い。 空気、気温、湿度は自分にあった場所が楽というか、なんというか。 この時期の都市部は乾燥しているため、トゲトゲしい印象がします。 その点、田舎は体に優しい何かこう天然の塗り薬のような感じ。 帰宅後横になるとしばらく寝てしまいました。 湯につかり、寒さにかじかんだ体を元に戻し、ようやく帰った実感! これでまた明日からの別の目標に向かっていけるでしょう。 今回は寒くて辛かったのと、みんなで大阪を満喫した楽しさと二通りでした。 たまにあるこういう刺激は心底ありがたいと思います。

今朝は恒例の大阪国際女子マラソンのお手伝い。 ただし外のイベントです。 すごく寒い。 いつもこの時期はかなり冷えます。 今回もこの冬一番。 ゴハンを食べたらぼちぼち出かけます。 明日の大阪は快晴でしょう。 いいレースに期待!

大島監督がお亡くなりになられた。 特にファンでもないし、映画も見てないから、どちらかといえばタレントと いう感じで、だからスルーしてたんですけどね。 テレビの追悼特集を見てたら監督の座右の銘が紹介されていました。 ご覧になった方もいるでしょう。 「深海に生きる魚族のように、自らが燃えなければ何処にも光はない」 実はオイラもこの言葉を座右の銘にしていました。 そこまで言うのは大げさだけど好きな言葉としてね。 実際中学のアルバムだったか文集の寄せ書きか何かに書いてます。 当時は成績も普通、スポーツも普通、容姿は今よりもかっこよかったって言っ てくれる人がいたけど、とにかく普通。 そういう人間てひとことで言えば自信がないものです。 自信がないと余裕がありませんから、他人のことや将来のこととか頭の中は からっぽになってしまい、自分が何をしたらいいのかさっぱり。 そんな自信喪失の頃に見かけた言葉でした。 腐っていちゃダメだ、他人を頼りにしてもダメだ、まずは自分から! そう言われているような気がして少しはこの言葉のように燃えてみようと。 自分が見えない姿と「深海に生きる魚族」というのがまたじーんときたし 「自ら」というのに自立と独立を促されているようで、いつかは独りで 何かをしていかなければならないと強烈に感じたものです。 ただ勘違いか、紹介した人が間違っていたのか 「深海に生きる魚族のように、自らが輝かなければ何処にも光はない」と ほんの少し違って覚えていました。 話は元に戻り、同じように感銘を受けていた大島監督になんか親近感がわい てきましたね。反骨精神と頑固ながらも優しい人、思いやりのある人いわれ また他人の才能を掘り出すことにも長けた監督のようにはなれないけど、 同じ言葉を好きだった縁でなんとか近づきたいと思います。 ちなみにテレビでは誰の言葉か紹介してませんでした。 ハンセン病の歌人:明石海人氏のことばです。

久しぶりに少年サッカーの練習に参加。 ここんとこ続いた体罰の報道を考えても、叩いて教えるなんて考えられない。 叩いた理由でミスでなんてとんでもないけど、中にはやる気が見られなかった、 反抗した、規律を乱したというものもありました。 でもね、そんなことくらいいくらでもあるよ。 もっといえば近所の住民でも思い通りにならない。 本音をいえばそっちこそ体罰を加えないとわからないんちゃうのかと。 でもね、やっぱ叩くつうのは余程のことだと思う。 オイラは何度も書いてるように教える相手、後輩を殴ったことは一度もありま せん。ただし先生と先輩に殴られて反発はしまくりました。 「何で叩かれなあかんねん」「理由を教えろ」ってね。 その答えをはっきり教えてくれた人なんて一人もいなかった。 それよりも辛抱強く言葉で指導していただいた先生と先輩には今でも愛情と 信頼を感じています。生意気だった自分を本当に変えようとね。 叩く人間は単なるイライラと「何でおまえはわからんのかアホか」みたいな 選民主義的なメッセ-ジだけ、痛みからは一生消えないと怒りと憎しみ。 だからオイラを叩いた人に会うと今でもコソコソ逃げ出す。 逆に言葉できちんと指導していただいた方には素直にこうべを垂れる自分が いる。その経験もあるから体罰には絶対反対! 厳しく教えたり、叱ったり、怒りをぶちまけたことはある。 でも叩かないとわからないだろうと考えたことは一度もないな。 たぶん、その時は自分の理論であったり教え方の敗北だと思う。 そうなってしまったら、潔く指導者という立場を放棄すべきでしょう。 スポーツも日々刻々と変わっていきますが、指導書の中に体罰をして効果的 な成果が上がるなんて一つもありませんしね。 オイラなりには叩いたことなければ、本当に好きだと思って教えてきたから 今でも彼等に合うと笑顔で近寄ってくれる。 最近は低学年の子も教えたりするけど、みんな自分から「教えて」とタメ口 で来てくれるし、そういう子が少し大人になり丁寧語に変った時が一番さいこう。 強制ではなくどこかで学んで自然とこちらに敬意を示してくれる。 そのときはコーチというよりもいい大人、いい社会人として見てくれている かなと、うれしく感じます。 言い訳のように体罰を肯定する意見をみると本当に頭に来る。 確かに非行や不良行為に対する体罰は認めなくもないですが、それも時代が 変わり、現在は警察に対応してもらうなり変えた方が得策だと思う。 子供たちの自分を見る目、それが一番正直です。 もちろん利害関係や損得なくイコールじゃないとね。 最後に断っておくと、良い人みたいに書いてるだけど競技中は豹変しました。 相手を傷つけたのなんて数知れず、ただし年取ってから骨折した時はとうとう 自分もやられてしまったと思いましたけど。(^^;) 試合中はガチになるけど、練習は抜くタイプだから、指導者の中にはそういう のが気に入らない人がいて対立することが多かったです。 こっちは本番に強いタイプなのにって。 ホント、いろんなタイプがいると思う。 ただし誉められてダメになる子だけは一人もいません・・・

桜宮の生徒がやってしまいましたね。 記者会見で「礼儀やマナーなど人として大切なことを学んできた。 桜宮高の 伝統は正しいと思っている」って言ってたけど。 ネット上に橋下市長への暴言、飲酒喫煙の写真やなさけなくなるものばかり で、バカ発見器の本領発揮したものが次々と・・・ 下手したら人生終わりレベルの醜態に合掌。 その他にも学校にまつわるダークな情報もありました。 入学に関するもの、大学の推薦や口利きは、長年異動がなかった答えともい われているし、在校生や保護者が必死なのもそのせいだと。 それにしてもここまでの罵詈雑言、一体なぜと思うとやっぱ報道の仕方にかな り問題があったと思う。市長に対する攻撃がほとんどで横暴だの逆にイジメだ のそのほとんどは感情論で、本当の問題を作り出した顧問や校長や教師たちは 一切咎められないという不思議なものばかり。 ところが、こうした一連の行為以降はテレビはぱったり終了。 たぶん、このまま火がつけば生徒の質にまで広がり、最後には廃校にしても いいという過激な意見も飛び出してくるでしょうね。 ネットの方も当初は市長叩きの風向きがかなり変わってきました。 ざっと見渡しても「反市長だったがさすがにここまで腐っていたとは」 「最近の高校生とはいえ、さすがに許せない」「大阪の恥いや日本の恥」など 厳しいものが目に付きます。 今日は顧問が告訴されたというニュースもありました。 アルジェリアの事件もあり、今後の行方が気になります。 それにしてもやりきれないですね。 ある炎上した子が自分のところに書き込むユーザーにこう反応したそうです。 「私のところに勝手に書き込まないで」たぶん、こういう感覚なんでしょう。 パソコンは自宅にあるけど、ネットは外出と同じなのにね。 こうしたことは、いつ誰が教えてくれるんだろうか。 ちなみに、オイラも以前掲示板を管理してた時、不愉快なものやマナー違反 なものを辿ると学校っていうのがけっこうありました。 学校はど~なんてだろう? そうそう話は少し変って、公務員の退職金削減で早期退職のニュースが! この中には役所、警察、学校といろいろあったけど、仕組をそうしたんだから 損だと思う人は仕方ない話だと思う。 ただふと思ったのは、ずっと前でまだ先生が尊敬されていたころは、「給料 が安いのに先生はたいへんだ、でも熱意といい本当にありがたい」なんて 言われてた。それが変化したのはストをやり始めた頃じゃないかな。 教師は聖職じゃなく労働者だといい、悲しくなった人は大勢いたと思う。 オイラはそれはそれでいいけど、なら地域の人や保護者が問題ありとした場合 に、クビに出来るようにしてほしかった。 尊敬されなくなってから、暴力やサボタージュする人が増えた実感があるし、 思い起こせばサヨ教師やサヨ思想を教える人もいたしね。 そう考えると「橋下さんの改革は早すぎる、教育はもっとゆっくり」なんて 言ってた人もいたけど、それじゃあダメだろうな。 さてさて安倍首相は教育もご熱心だったけど、どうするかな。 とにかく奇麗事だけは何とかしてほしいと思う。

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