佐村河内とかいう人の嘘はいろんな意味で嫌なものがあるよね。

まず音楽自体のレベルが本当はどうあのかってこと。
つまり健常者で普通の人なら無視されていたのかもしれないけど、
障害者・被爆二世・広島出身などが加味され、そこにドラマ性があった
ことによる評価だとしたら?

オイラはよく知らないからなんなんだけど、話っぷりのカリスマ性や
少し異様ともいえる風体も何かしらの魅力があったのかもしれない。

でも一番嫌な気持ちになったのは、障害者認定がどうだったのかと
いうことで、これは今後の議論に発展していく可能性があると思う。

どういうことかといえば、これは事故なんかのむち打ちに近いものが
あって、本人の自己申告みたいなところがありますよね。
ただし、過去と現在の違いは電気を通して神経反応や脳波が診察で
きるようになったということで、科学検査ができるようになりました。

その影響か、交通事故なんかでのこれらのトラブルもあまり聞かれなく
なっているようです。食べ物なんかでも異物混入のいちゃもんが有名で
したが、こちらもDNA検査で店や工場のものか、それ以外のものかが
はっきりわかるようになりました。

彼が認定されたのはかなり昔のことでしょう。
現在は簡単には無理でしょうから問題はないとしても、遡って疑われる
人が出てくるのは残念だけど仕方ないでしょうね。

テレビでは絶対にいえないだろうそうしたビジネスがあるとすれば、日本
の闇の一つといえるかもしれません。
病気やケガで通常の生活が送れない人々を支援するのは当然なのに、
「本当にあなたは・・・?」なんてことになれば失礼だし頭に来ますよね。

今後の報道に注目していきたいと思います。