このままでは野球は終わる。
ここにも書いたし、友人知人親戚や家族にも力説してきました。
その胸のうちは、そうなってほしくないという願いがありましたが・・・

プロとアマの溝、WBCの中途半端さ、五輪からはずされ、完全に
野球は興行という位置づけに。

トップがそうなら、下部は相変わらず高校野球を頂点に、アマチュア
の指導者、教育という名の高野連方式、甲子園至上主義の弊害など
完全に劣化が目立つようになってきました。

その遠因にサッカーがあげられ、こちらは野球を反面教師としてシス
テムを構築したといわれていますから、人気が逆転するのも時間の
問題と思ってたら、数年前からそのようになってきました。

オイラは両方ともやりますし、両方とも大好きです。
ただ好きな野球チームは阪神と近鉄なので、判官贔屓の性格がわか
っていただけるでしょう。

つまり独走したり、偉そうにしたり、強すぎことにも警鐘を鳴らしたい
タイプなので、凋落している野球を応援し、増長しはじめたサッカー
の問題点も注目するようにしています。

とはいえ、野球については絶望していました。
上から下までガチガチの組織化で、黒部ダムのようにそびえる壁は
崩されることがないと思っていました。

ところが、ついにその壁に針の穴が開けられようとしているニュースに
期待せずにはいられません。
高野連に所属せず、プロを目指す兵庫県の「芦屋学園」という野球部が
誕生したということで話題を呼んでいます。

詳しくは以下
甲子園を目指さない?異色の野球部が誕生 

プロに入ってから早々とリタイヤする投手など、本当に深刻だし、何より
野球の楽しさを教えているの?と思うほどの部活。

3年間一度も公式試合に出てなくても部活を続けたことを美化したり、
そもそも100人近い部員がいる高校なんて、使い捨てとしか思ってない
でしょう。だから不祥事も続いていくんだと思いますしね。

とにかく、言いたいことは山ほどあるけど、今回のことが何か変るきっ
かけだと本当にうれしいです。
古い野球の価値観を持つタイプが一番嫌い。
ちなみに、オイラもその被害者の一人でしたから・・・