テレビはもうダメだといわれいます。
これについて異論をはさむ人は少ないでしょう。

ただ完全になくなるかといえば、それはないですよね。
まだまだ重要な役割がありますから。

つまり、いくつかの点が改善されれば、今以上によくなってくるだろうし、
まだまだ重宝すると思うんですよ。
その問題点がこの頃の話題から垣間見えたような気がします。

まずはかばい合い。
みのもんたが降板した後、一般のコメンテーターはきちんと批判して
いたのに、芸人やタレントのほとんどがかばうこと。

また友人関係でも同じくで「30にもなる子の責任を親がとるのか?」
という声があったけど、ネットでの意見の多くはセクハラを問題視。
逆に息子の逮捕がそれをそらし、親孝行者だと揶揄されていた。
その辺りをみていくと談合体質が垣間見える。

またやらせについては丸投げによる予算の中抜き、責任逃れもあれば
いろんな制作会社を作っては天下りのようにしている例も。
そしてスポンサーがいる以上、言えないことや自主規制にタブーも多い。
そんなこんなから情報操作、情報の信憑性の低下も。

その対抗馬として言いたい放題のネットが登場。
メディアは人権無視やデマなんかを批判するけど、最近では大手なんか
よりもはっとさせる意見や素晴らしい着眼点に、内部告発を生み出しや
すい状況に一役買っていると思う。

そうこう考えると、テレビの今後はネットとどう融合させられるかかな。
足して2で割るとちょうどいいけど、最初に書いたように公務員制度よりも
さらに上を行くような体質をかえられるかどうかは、テレビ側にある。

何せ金銭感覚は異常でいまだにバブル時代でいるのはこの業界だけ
じゃないかな。世間離れの広告費には呆れるし、テレビ離れで費用対効果
もあやしいというのに、安くなったという話は聞かないどころか、局員の高給
は相変わらずというから恐ろしい。

そのため自己改革が無理だと思う多くの人たちは、テレビ免許のオーク
ション制を叫ぶ。オイラはそこまではどうかと思うけど、このままの閉鎖性
が続くのなら、仕方ないかなとも感じる。
 
そんな滅茶苦茶な状態なのに、電気メーカーは4Kだって?
一体何を考え、何をしようとしているのか。
こちらの業界も少しズレている。

もしオイラにじゃあどうするかと問われれば、ひな壇芸人のような番組は
すべて深夜枠にして、簡単なリビングセットのようなものでトーク中心に
すればいい。できればネットと双方向も面白いかな。

ゴールデンはドキュメンタリー中心で、少し後はニュース、映画、ドラマ。
深夜2時以降は放送しない!
他にもいろいろ思うけど、まあ実現しないからこのくらいで!
文句をいううちはまだ良くなってもらいたいから、これがそれさえなくなる
とどうでもよくなるんだからね・・・